2015年9月15日更新

妊娠しているわけではないのにお腹タポタポな猫。猫のルーズスキンの秘密。

ペット生活

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編集部

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そんなに太っているわけではないのにお腹がタポタポしている猫、いますよね?お腹を揺らしながら歩く姿はキュートですし、触ると軟らかくて気持ちが良い…。このたっぷりした皮膚のことをルーズスキンと呼ぶのをご存知でしょうか?ルーズスキンとは一体何なのでしょうか?健康に良くないものなのでしょうか?今回はルーズスキンについてご紹介しましょう。

 

ルーズスキンって何?

普通の人間の皮膚は体の表面をぴったり覆っていてあまり余裕はありません。しかしながら猫の皮膚はジャンプや疾走といった激しい運動で引っ張られても引きつれたりしないように比較的ゆったりとしています。

ゆったりとした皮膚が一番顕著なのがお腹から後肢の付け根部分で、この部分のゆったりした皮膚のことをルーズスキンと呼びます。

ルーズスキンは高くジャンプしたり素早く動いたりする際に皮膚がつっぱらないように、または喧嘩や高いところから落ちた場合に大切な腹部の内臓を守るためにあると言われています。ルーズスキンは同じネコ科の動物にも見られますのでネコ科の特徴と言って良いでしょう。

ルーズスキンが多い品種

ルーズスキンの有無やその範囲は品種によっても異なるようです。アメリカンショートヘア、エジプシャンマウ、ベンガル、ピクシーボブなどの品種は比較的ルーズスキンが多く見られると言われています。むしろ、キャットショーではこの手の品種の場合ルーズスキンがあることが高得点のポイントだと言われています。

 

ただの過体重とルーズスキンは違う

ルーズスキンは皮ですので、太って体重がある猫のお腹のでっぱりとは違います。お腹を触ってみて皮がタポタポしており、左右に揺れるような状態ならルーズスキンと言って良いでしょう。

お腹の部分が比較的硬めで張っている場合は肥満である可能性があります。また、猫を真上から見てお腹の部分が左右に膨らんでいるようであれば、お腹のたるみはルーズスキンではなく肥満の可能性が高いと言えます。肥満しているようであれば肥満解消のための手立てが必要です。

ルーズスキンは徐々に大きくなるものですので、もし突然お腹が膨れてきた場合は何か病気が原因かもしれません。その場合は病院で診察を受けた方が良いでしょう。

ルーズスキンは猫の運動能力を支える大切な機能

ルーズスキンは長年猫を飼っている飼い主さんでも意外に知らない猫の秘密のひとつです。猫の敏捷性や運動能力は猫の魅力のひとつですが、一見、運動とは何の関係もなさそうなタプタプした皮がその能力をささえているなんて不思議な気がします。猫の魅力、奥深いですね。