2016年6月28日更新

飼い主さんの外出時にペットを守ってくれる「RESCUEペットステッカー」

東日本震災の際、人間が避難した後に残された動物たちが死亡したり野生化したりしたことは、ニュースなどでもかなり放映されました。当時、ペットを連れて逃げられなかった多くの飼い主さんにとって家族同然のペットを置いて逃げざるを得なかった状況は辛く、悲しいものだったに違いありません。

そんな状況を憂い、後まわしになりがちなペットの防災時対策を意識してもらおうと作られたのが「RESCUEペットステッカー」です。今回はこのステッカーについてご紹介しましょう。

「RESCUE ペットステッカー」とは?

「RESCUE ペットステッカー」とはペット関連商品の企画販売を行っている株式会社Leapsが考えたペット防災のためのステッカーです。

災害で避難を余儀なくされた時、飼い主さんが家にいなかったり、ペットを連れていけなかったりしてペットが家に残るケースは少なくありません。そんな場合でも後から近所の方や救助隊にペットを救助してもらえるよう「家にペットがいること」を伝えるために作られました。

ステッカーは7㎝四方のサイズで家の外に貼るため、雨風にも耐えられるようビニールでできています。デザインは犬15種類、猫3種類、足跡イラスト1種類、犬&猫のシルエット1種類など、ペットの種類と好みに合わせて選ぶことができ、1枚540円(税込)です。ホームページ、ペットショップ、インターネットで購入することができます。

ちなみにこのステッカーの売り上げの一部は東日本大震災で被災したペット達を救う「福島県動物救護本部」に寄付されます

ステッカーを貼ることで飼い主さんの自助意識を高める

ステッカーを貼ることで「何かあっても助けが来るから」と安心してはいけません。Leapsがこのステッカーを作った背景には、災害時にペットと一緒に避難できる準備をあらかじめ飼い主さんに整えて欲しいという思いがあったのだそうです。後回しになりがちなペットのための防災準備を改めて考えることが大切なのです。

人間のための防災用品に加えて、ペットのためのケージ、1週間分ぐらいのフード、水、ペットシーツ、薬を服用している場合は薬などを用意し、ペットが一緒に避難できるよう用意しておきましょう。

また、迷子になってしまう場合に備えてマイクロチップを装着することも検討しましょう。マイクロチップに抵抗があるようなら最低でも首輪に飼い主さんの連絡先を付けておくようにしましょう。

環境省が奨励するペット同行避難

過去の震災ではペットと飼い主さんが離れ離れになってしまい、後からペットを保護するために多くの労力と時間が掛かっていました。さらに野生化したペットが死亡したり繁殖を繰り返したりしたことが問題になりました。

このため現在では環境省もペット同行避難を奨励しています。過去には「ペットなんて置いてこい」と言われることも多かったのですが、この考え方も変わりつつあるのです。

ただし同行避難が認められたからといって、配慮が不要なわけではありません。他の避難者に迷惑にならないようしつけや準備が必要なのです。まずは「RESCUE ペットステッカー」を購入し、同時にペット同行避難に向けて準備を始めませんか?

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