2016年7月21日更新

【猫の引越し】引越しが決まった! さて、猫の引越しはどうする? 猫の気持ちを考えた引越し

ペット生活

ペット生活

編集部

ペットとの暮らしを豊かにするお役立ち情報をお届けします。

 

猫は家に付くと言われますが、飼い主さんの引越しが決まったら、嫌でも住み慣れたテリトリーを離れなければなりません。

非日常的出来事が苦手な猫にとって引越しは大きなストレスですが、段取り次第で多少なりともストレスを減らすことができます。今回は猫の引越しの段取りをお教えしましょう。

 

引越し数日前から、猫とコミュニケーションを

大抵の人は引越しの数日、数週間前から引越し準備を始めるはずですが、猫はこういった変化に案外、敏感です。いつものように食べて寝ているようでも、心の中で変化に気が付いている可能性があります。

忙しい中でつい疎かになりがちですが、飼い主さんは愛猫とよりコミュニケーションを取り、猫の様子を観察しましょう。目には見えませんが、こまめに声を掛けて猫の不安を解消してあげることが、猫の気持ちをほぐしてくれます。

引越しの日、猫の扱いはどうする?

引越し当日は、引越し業者さんが家に出入りしますし、ドアも開けっ放しになることが多く、気付かないうちに猫が脱走してしまう可能性があります。そこで猫はなるべく静かで安全なところに隔離する必要があります。

当日は可能なら、業者さんが来る前にどこか一部屋の荷物を部屋の外に先に運び出し、その部屋に猫を隔離しましょう。部屋の荷物を自力で運び出すのが難しいようなら、押入れでもお風呂場でもOKです。ドアを閉めて猫が逃げないように、引越し騒ぎに巻き込まないようにします。

また、当日は長時間、その場所にいることになりますので、水やご飯、トイレの用意は忘れずに。また、暑い季節は猫が熱中症にかからないよう場所の選択にも神経を配りましょう。たまには、様子を見に行くことも大切です。

猫を隔離した場所のドアには、業者さんが間違って開けたりしないように「猫がいます。開けないで」などの貼紙をしておきましょう。

 

猫は最後に旧宅を出発、最初に新居に入居させる

猫は旧宅の荷物をすべて運び出した後、最後に連れ出します。引越し先までの距離が長い場合は猫にとって大きなストレスになりますので、なるべく猫に負担のない手段を考えましょう。

業者と一緒に新居に到着する場合は、最初に猫の隔離場所を確保してあげてから搬入を始めます。慣れない場所に連れてこられて猫の緊張状態になっていますので、いつも寝ているタオル、クッションなどを一緒に置いてあげましょう。

トイレの砂はすべて新しく交換してしまうのではなく、旧宅から使っていた砂を持ち込んで混ぜてあげるようにします。

猫をその場所から開放するのは、業者の人が帰り、家具や大きな荷物が所定の場所に収まってからにしましょう。中途半端に開放すると猫が思わぬケガをすることがあります。

ある程度、落ち着いたら猫を開放してあげますが、多くの猫が新居にすぐに馴染めずに隠れてしまったり、隅で固まってしまったりするでしょう。そういう場合は無理に引っ張り出したりせずに、猫が慣れるのを待ちましょう。ダンボール箱など安心できる狭い空間を用意してあげるのも良いかもしれません。どんな猫でも数日経てば新たな環境に適応するものです。

もし、旧宅と新居が近いようなら、業者が家具や荷物を然るべき場所に納めるまで、旧宅で猫を待機させるのも一案です。また、どうしても不安なら、病院などに一時的に預かってもらうことも考えます。

いずれにせよ、猫の性格も鑑み、どのような方法が猫にストレスを感じさせないのか考え臨機応変に対応しましょう。

新しい生活圏について猫のための事前調査を

環境の変化は猫の体調に思わぬ影響を及ぼすかもしれません。引越しが決まったら、新居周辺の獣医さんの情報、いつも使っているモノやフードを買える場所があるかなど、事前に調べておきましょう。こうした下準備と心配りが猫を新たな環境に馴染ませるのに大切なのです。