2015年5月13日更新

誰でもできる!簡単な猫の健康管理。

ペット生活

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編集部

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飼育経験の長い飼い主さんにとっては当たり前かもしれませんが、新米飼い主さんや、飼っている猫が若くて元気という飼い主さんの場合、猫の健康管理は「まだまだ大丈夫」と他人事になっていることが少なくないようです。

しかしながら、動物はもともと自然界で生き抜く本能から、体調不良を周りに気づかれないように振る舞うことが多いのです。このため、飼い主さんが気づいた時には病気が深刻化していることも。こんなことにならないように猫が元気なうちから、健康に気を配ることが大切です。そこで、今回は、誰もが簡単にできて、習慣化できる猫の健康管理方法をご紹介します。

 

大切なのは普段の健康な状態を知っておくこと

何よりも大切なのは自分の猫の健康な状態を把握しておくことでしょう。飼っている猫の脈拍、呼吸数などを聞かれてすぐに答えることはできますか?

猫の脈拍は安静時で120回/分ぐらい、起きている時で130~160回/分ぐらいが正常値、呼吸数は20~30回/分ぐらいが正常値だと言われていますが、かなり個体差があります。

そこで、自分の猫の普段の脈拍数や呼吸数がどのくらいなのか、把握しておくことが大切です。

抱っこしているときに、後ろ足の付け根の内側をそっと触ってみると、ドクドクと脈が波打つ場所があるはずですので、ここで脈拍を計ってみましょう。

呼吸数は、寝ている時に上下するお腹や胸の動きを数えれば簡単に計ることができます。脈拍や呼吸数が高い状態が続くようなら「ちょっと変だな」と判断することができます。

いつも観察してあげること

脈拍や呼吸数など基礎的なデータの他にも、おしっこ、うんちのような排泄物の状態や「普段に比べて動きが鈍い」「ちょっと臭いがする」のようなちょっとした変調まで、猫の体はさまざまな無言のメッセージを送っています。

例えば、おしっこの回数が多かったり、量がいつもより少なかったりすれば膀胱炎や尿石症などの疑いがあります。

また、うんちに血が付いていたりしたら、腸炎や潰瘍の可能性も考えられます。また、体の臭いは正確に猫の体調を反映していますので、猫を抱っこするときに耳や口などから嫌な臭いがしないかどうかもチェックしましょう。

大切なのは、病気の種類を判断できるかどうかではなく、体調の変化に気づけるかどうかです。

飼い主さんにまず必要なのは、愛情を持ち、常に五感を駆使して観察してあげることなのです。

 

危険なモノは手の届かないところにしまう

猫にとって危険な要素を家から取り除くと言うのも立派な健康管理でしょう。

洗剤、消毒薬、害虫駆除剤など家庭で普通に使用している製品の中には猫の健康を害するものがたくさんありますので、猫の手の届かないところにしまいましょう。

意外に知られていないのが、アロマテラピーなどを含む、家の香りです。匂いの解毒は肝臓で行われていますが、猫の肝臓は人間や犬よりも解毒できない匂いが多いと言われています。

人間にとってストレス解消になるアロマテラピーや香りの良い洗剤などが猫にとっては健康を害する可能性があるのを知らずに使っている飼い主さんは多いのではないでしょうか。

こうした製品を使わないこと、猫に影響しないように管理することも大切な健康管理と言えるでしょう。