2015年5月26日更新

愛犬の老後に。老犬ホームの施設、食事、料金、サービス内容や選ぶときのポイント、選び方などを解説

ペット生活

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編集部

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ペット業界で新たなサービスとして注目されているのがペットのためのホーム施設、老犬ホームです。

ペットホテルの延長としてスタートしたサービスですが、動物愛護法が改正されて、ペットの終身飼養が義務付けられたため、自宅介護に代わる方法として誕生し、受け入れ施設も徐々に増えてきています。

一体、どんな施設なのか、どんなサービスが受けられるのか調べてみました。

 

老犬ホームってどんなところ?

ペットのためのホーム施設は決して安くはありません。

自分が年を取って不自由になってしまったため年老いたペットの面倒を見られない、入院する間面倒を見る人がいない…などの理由で老犬ホームを検討する飼い主さんは、犬のことを真剣に考えている愛犬家だと言って良いでしょう。

それだけにサービス内容など施設の詳細が気になるはず。一体ホーム施設では、どんなサービスが受けられるのでしょうか?

料金

施設によって千差万別ですが、終身預かりの場合は、初期費用として10万円~30万円、月額費用として3万円~6万円位はかかるようです。

料金は犬のサイズによって変えている施設が多いようです。また、基本料以外にフィラリアの薬やノミ・ダニ駆除の薬、グルーミング代などの費用は実費で別途かかります。

部屋

起きている時には共有スペースを使って他の犬とも過ごし、寝る時だけケージを使うパターンが多いようですが、中には豪華なマンションタイプで個室を与えられる施設もあるようです。

マンションタイプ中にはスタンダードな部屋の他に、デラックスルーム、スィートルームなどの広い部屋を用意している施設もあります。

食事

毎食、決まった時間に給餌されます。持病のあるペットには体調に配慮したフードを出してくれますし、好きなフードなどのリクエストに応えてくれるところも多いようです。

お散歩

元気で歩ける犬に関してはお散歩に連れて行ってくれるホームがほとんどです。また、敷地内を自由に歩かせることで運動させている施設もあるようです。

その他の施設

都市型の施設と地方の施設では、立地条件が違うため、設備にも違いがあります。スペースに余裕のある地方のホームにはドッグランやトレーニングルームを併設しているところもあります。

病院を常設しているホームはほとんどないようですが、施設内に診療施設があって近所の先生が往診に来てくれたり、動物病院との提携で怪我や病気に備えたりしているようです。健康診断を定例化しているホームもあります。

老犬ホームを選ぶポイント

老犬ホームを選ぶポイントはいくつかありますが、飼い主さんが特に気になるのは施設の充実度、スタッフの対応、料金、立地の4点でしょう。

施設は充実しているに越したことはありませんが、料金にも反映しますので、見極めの難しいところです。飼い主さん自身が行って確認し、愛犬が幸せに暮らせるかどうか判断して決めるしかないでしょう。

清潔感があるかどうかもチェックした方が良いでしょう。スタッフの対応については、直接行って施設の雰囲気、スタッフの様子を確認してください。

最近は老犬介護の仕事が資格化していますので、資格のあるスタッフがいるかどうかも選択ポイントです。

立地については広い方が良いのでしょうが、できればホームに預けた後も時々訪れて愛犬の様子を見てほしいもの。家からそんなに遠くないところを選ぶのが犬にとっては嬉しいのではないでしょうか。

老々介護と言う言葉は人間だけに限らなくなりました。老犬ホームの存在がそのことを証明しています。

料金もそれなりにかかりますので、誰もが選択できるオプションではありませんが、その昔、飼えなくなった老犬を保健所に連れて行くしかなかったことを考えると、犬にとって幸せな時代になったと言えるでしょう。