2015年5月31日更新

ペットフードの総合栄養食ってどんな意味? 総合栄養食と一般食の違いとは?

ペット生活

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編集部

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ペットフードを見ると「総合栄養食」「一般食」などの記載があります。一体、総合栄養食とはどういう意味なのでしょうか?一般食と何が違うのでしょうか?今回は、ペットフードの基準についてご紹介します。

 

総合栄養食は完璧なペットフード?

総合栄養食とは、ペットフード公正取引協議会が定めた基準で、ペットにとって必要な栄養分が過不足なく含まれているという意味。

総合栄養食を名乗るには、必要な栄養分がすべて含まれていることを証明する分析試験か、ペットに与えて栄養状態が良いかどうか確認する試験(給与試験)のいずれかに合格しなければなりません。

また、商品パッケージには、どちらの試験により総合栄養食に認定されたかを明記する必要があります。

総合栄養食のほかに、ペットフード公正取引協議会は、間食と目的食の2つを定義しています。

間食とは、おやつ、スナック、トリートなどトレーニングなどで限られた量を与えるフードで、協議会では間食の摂取量を全食事量の20%以内に収めるよう指示しています。

また、目的食とは、嗜好性を重視したフードやサプリメント、病気などで一部の栄養素の摂取を制限されたりする場合に与える特別食のことを総称しています。

よくフードのパッケージに書いてあるAAFCOとは?

総合栄養食という記載のほかにペットフードにはAAFCOという英文字が書かれていることがあります。

これは、米国飼料検査官協会(Association of American Feed ControlOfficials)の略で、ペットフードの栄養基準、原材料、ラベル表示などに関するガイドラインを作っている組織です。

日本のペットフード公正取引協議会もAAFCOの栄養基準を採用しているため、総合栄養食のパッケージには、「AAFCOの給与基準をクリア」などと記載されています。

 

ペットに与えるのは総合栄養食だけの方が良いの?

ペットフードを主食にするなら、総合栄養食をメインに与えたほうが良いのは確かです。一般食のラベルには、「総合栄養食と一緒に給与すること」を勧める文言がありますし、一般食のみを与え続ければ、特定の栄養素が不足する可能性はあります。

しかしながら、より質の高い食事を考えるなら、総合栄養食の表示だけでなく、そのフードがどれだけペットの安全を考えて作られているかをチェックする必要があります。

ヨーロッパは日本やアメリカよりペットフードに対する規制が厳しいと言われていますが、例えばドイツの場合、ペットフードに使用する肉類、野菜、添加物などすべてが人間の食べるものと同等の品質でなければならないと法律で決められています。

ドイツには総合栄養食という基準そのものがないため、総合栄養食と記載されたフードはありませんが、安全性には定評があります。

総合栄養食という基準は、フードを選ぶための大切な指針ではありますが、同じ総合栄養食をずっと与え続ければ良いという訳ではないでしょう。

食事はペットの健康を作る大切なファクターですので、市販のフードは栄養のみならず、安全性をよく確認した上で、バリエーション豊かに選んであげるのが良いのではないでしょうか。