2015年6月4日更新

ボルゾイの性格、特徴、歴史、気になる寿命をご紹介。

ボルゾイの歴史

古来はロシアの貴族・王族が好んで飼育し、狼狩りなどの狩猟犬として活躍していました。

その大きさはアイリッシュ・ウルフ・ハウンド、グレート・デンに次ぐ大きさです。立ち上がると成人男性と同じくらいのサイズになる個体も多いのですが、2犬種と違い、体重も軽く、その優雅な佇まいが威圧感を与えないため、親しみやすい印象を持たれる犬です。

見かけによらず、噛む力も強く、走るスピードはグレイハウンド並みの走行能力を持つ優秀な猟犬として贈り物、献上品として政治的なお付き合いに活用されていました。

ロシア革命後、ボルゾイも絶滅の危機を迎えますが、危機を逃れた一部のボルゾイがアメリカに渡り、その優雅な容姿がドッグショーなどで取沙汰されるようになってからアメリカで絶大なる人気を得ます。

ボルゾイの特徴、寿命

体高は68〜80センチ、体重25〜45キロの大型犬で、平均寿命は10〜12年といわれています。

絹糸のような被毛は長く、基本的には直毛ですが、ウェーブがかったものや巻き毛になっているタイプもいます。

被毛はオスの方が長く美しく、4歳ごろに完成された美しさになります。

毛質はオイリーではなく、下毛も少ないので、成犬時になる前の生え変わり時期を除くと、お手入れは意外と楽で、週2〜3回のブラッシングでも大丈夫でしょう。

ボルゾイの性格

性格は繊細さと大胆さ、神経質さを併せ持っています。飼い主に忠実な犬でありますので、飼い主の躾け次第で、犬の性格がおおらかになるか警戒心が強い犬になるか両極端に変化するタイプです。

視覚狩猟犬として独自の判断で狩猟を行う能力を持つ犬ですので、服従訓練や躾に対する熱心さは薄い方です。繊細な性格のため、体罰を含める厳しい訓練を行うと犬の性格を曲げる恐れが高くなります。

トレーニングは愛情を持って根気よく行う必要があります。

他の犬とも仲良くできますが、小動物に対しては敏感に反応しますので、猫などの先住の動物以外は近づけない方が良いでしょう。

子どもも嫌いではありませんが、一緒に遊ぶタイプではありません。

家の中ではゆっくりと過ごし、屋外で活発に動くのが好きなタイプです。

ボルゾイに必要な運動

運動は毎日2回、小1時間程度の長い散歩などを行うようにしましょう。

ドッグランで自由に走り回らせるのも良いですが、ジャンプ力がありますので、飛び越える可能性があります。

1.5m以下の低いフェンスやよじ登れるタイプのフェンスなどで区切られたフリースペースは特に注意が必要です。

基本的に吼えることはほとんどありません。

ボルゾイがかかりやすい病気

超大型犬ですが、遺伝的疾患はほとんどありません。

食が細くグルメな犬ですので、一度に大量に食べさせすぎたりなどの胃腸病、皮膚病、外耳炎などには注意を払ってください。

麻酔には敏感に反応しますので、獣医師での治療の際はよくご相談の上、投薬治療を行ってください。

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