2015年6月6日更新

犬猫の去勢手術、避妊手術は必要?

ペット生活

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編集部

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子犬や子猫を家に新たに迎えると、健康チェックやワクチン接種の為に動物病院に受診します。その際に「6~7か月齢になったら去勢手術をしましょう」と勧められる方が多いのではないでしょうか。

なぜ手術が必要なのか?手術の時期は?

去勢手術、避妊手術についてご説明します。

 

なぜ手術が必要なのか

生まれ持ったものをわざわざ手術して取り除くなんて、かわいそう、、、と思うでしょう。それでも手術を勧められるのは、手術をして得られるメリットがたくさんあるからです。

病気の予防

メスの場合は子宮、卵巣の病気を防ぐ事ができます。

オスの場合には睾丸がお腹の中にとどまってしまっている「停留睾丸」であると、それが腫瘍化してしまう確率が高いです。去勢手術で取り除く事で予防できます。

年齢を重ねてから何らかの異常が起こってしまった時に手術が必要な時、手術自体がかなりの負担になります。

マーキング、闘争本能の予防、しつけの為

オスは元々縄張りの為にマーキングをします。家のあらゆる場所にしてしまう事も少なくありません。

また、オスに発情期はありません。常に発情できると言った方が解りやすいかもしれません。

オス同士でケンカをしてしまったり、メスに襲い掛かったりしてしまう可能性がありますし、毛布やぬいぐるみなどにマウンティングを繰り返し、包皮炎になってしまうケースも多く見られます。

去勢手術をしていない犬の場合、トップに立ちたい願望が強く表れ、飼い主に従わない問題行動も見られますので、人や犬、猫と共存していく為に必要と言えるでしょう。

不幸な命を増やさない

住む場所が無い、誰も世話ができない…早くに亡くなってしまう可能性が高い不幸な命を増やさない為にも必要です。

手術の時期は?その理由は?

オス、メスで理由は少し変わりますが、一般的に獣医さんが勧める時期は6~7か月齢になります。

オスの場合

メスよりも尿道が狭いので、尿路結石ができやすいです。

早く手術をしてしまうと、尿道の成長が妨げられますので、尿道が成長しきる時期が6~7か月と言われています。

停留睾丸の場合、お腹の中から体外に出てくる可能性にかけてもう少し待つ場合があります。
お腹を開けるよりも負担が減りますし、術創も見えにくい為です。

メスの場合

オス同様、体が成長してからという理由もありますが、初回の発情が来る前の手術が勧められており、その時期が6~7か月とされています。

発情が来ると卵巣、子宮周りの血管が太くなりますので、手術の負担が増えるので避けた方が賢明な為です。

6か月頃に早く発情が来てしまう犬猫もいますが、その場合は発情が終わって1か月待ってからの手術になりますので、少し遅めになるでしょう。

もちろん手術をしなければならないわけではありません。手術に抵抗があったり、手術自体を勧めない動物病院もありますので、するかしないかは個々の自由です。

目の届かない所で他の犬猫に会う可能性がある、停留睾丸である、問題行動を起こしている、乳歯遺残で麻酔をかける必要がある、などなど、手術をする理由がある場合には前向きに考えてみてはいかがでしょうか。