2015年6月7日更新

猫にしつけを行うには?猫の学習方法

ペット生活

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編集部

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犬と猫との違いでこのしつけやすさがありますが、「猫はしつけが出来ない」「人の言うことを聞かない」と大昔から言われるほど、しつけを行いにくい動物です。

しつけを行いにくいからと言って、罰を与えたり、叱ったりしてももちろん、言うことを聞くわけではありません。

逆に恐怖を与えてしまって人に脅威を感じるようになってしまいます。

これでは元も子もないので、猫にしつけを教えるのであれば、まずは教えるタイミングとどういう学習方法で行うかを良く知る必要があります。

 

社会化期にしっかりと触れ合うこと

猫は生まれて2~7週目で社会化期と言われる、外社会に適応するための大切な学習時期を迎えます。

この社会化期の時期に外の様々な刺激を受けたり、人に触れたりすることで、その後の猫の性格が大きく変わってくるほどとても重要な時期です。

そして、この社会化期は猫の一生のうち一度しかないもので、このタイミングを逃してしまうと学べないことも沢山あります。

この時期に人と沢山触れあい、人の手に触れ人の手でじゃれあうことで、猫の性格が人懐こくなり、人に対しての距離が短くなるので、その後のしつけを行いやすくすることが出来ます。

複数の人間で1日1時間以上のふれあい時間をこの時期に持つことが大事です。

古典的学習方法

社会化期に十分学習が出来なくても全くしつけが出来ないという訳ではありません。

もちろん、社会化期の学習はしつけのしやすさを左右しますが、それでも古典的学習方法と言われるような学習能力は社会化期を過ぎてからもあります。

古典的学習方法とは、何かが起こったことでその何かを連想させるものを見たり聞いたりすると、毎回その何かを思い出すというようなものです。

たとえば、注射されるのが嫌いな犬は、たとえ注射をされない健康診断だとしても「動物病院に連れて行かれる」という行動だけで、嫌がるようになる。というようなものです。

この方法を使えば「おやつの袋を開ける音=おやつがもらえる」と猫が寄ってくるといったようなことが出来るようになります。

 

オペラント条件づけ

社会化期を過ぎてからの学習方法にオペラント条件づけと言われるものがあります。

例えると、猫が泣き止んだらケージから出してあげることを繰り返すと、猫は泣き止むと良いことが起きると学習するようになります。このように、猫は自分がどのような行動をすると良いことが起きる、どのような行動をすると悪いことが起きるなどと、自分の行動とその後の結果をむすびつけて学習していくのです。

社会化期を過ぎてからの学習には繰り返し行うことが大事ですが、繰り返し覚えたものはなかなか忘れないので、社会化期を過ぎても諦めないことが肝心です。