病気の猫と向き合うために。病気のペットを持つ飼い主の心構えとは。

自分のペットが病気になる…飼い主さんにとって、こんな辛いことはないでしょう。

病気がすぐに治る比較的軽いものであれば別ですが、癌や糖尿病、猫エイズなど死を意識しなければならない病に罹れば心配になるのも当然です。

しかしながら、猫との繋がりが深く、猫想いの飼い主さんほど、猫にストレスを掛けてしまうこともあるのだとか。

今回は、猫が重い病気に罹った時の対処方法や飼い主さんの心構えについてご紹介しましょう。

 

ネガティブになるのは極力避けて

猫が重い病に罹れば、心配になるのは当然ですが、その心配が猫をかえって不安にさせてしまうことがあります。

猫はマイペースのように見えて、自分の居る家の中の雰囲気をよく感じ取っています。

家族が喧嘩したり、入院や死亡でいなくなったりした時に猫は体調を崩すことが多いと言われている位ですから、飼い主さんが猫に対してネガティブな感情を抱いてしまうと、その感情に影響されてしまうのは仕方がないことでしょう。

難しいとは思いますが、飼い主さんはなるべくネガティブに考えずに明るく猫と接し、いつも通りに声を掛けてあげることが大切なのです。

 

病気の猫が安心して過ごせる環境を作る

猫は怪我や病気をした時、脳からエンドルフィンという物質を分泌して、痛みの感覚を和らげるそうです。

猫が痛みや苦しみをあまり表現しないのは、こんなところに理由があるのかもしれません。

病気の猫がいたら、常に目の届くところに置きたい気持ちは分かりますが、騒がしい場所や温度変化の激しい場所にいさせるのはやめましょう。

できるだけ静かで落ち着いた場所に居させて、時々様子を窺うようにします。

もちろん病気によっては定期的にしなければならないお世話がありますので、そういったお世話が必要なのは言うまでもありません。

 

同じ病気を共有することもある猫と飼い主さんの精神的繋がり

特にエビデンスがあるわけではありませんが、猫が飼い主さんと同じ病気に罹ってしまうケースは獣医さんにとって、そんなに珍しいことではないようです。

もちろん、飼い主さんと猫は同じ環境を共有していることが多いため、両者に共通する食べ物や水、空気などが同じ病気を引き起こしている可能性もありますが、動物には元々、不思議なシンパシーがあります。

別な場所に住んでいるサルがほぼ同時期に芋を洗い始めたという話に象徴されるように、生き者同士は見えない糸で繋がっているのかもしれません。

猫を可愛がる飼い主さんほど、猫との結びつきが強いため、猫は飼い主さんの持つ病気のオーラのようなものに影響されると言われているのです。

 

最後に

飼い主さんと猫との深い繋がり…普段なら微笑ましい関係も、病気となると逆効果になることもあるのですね。

飼い主さんは、こういったことをよく踏まえて、病気の猫ともポジティブに向き合っていくことが大切でしょう。

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