2015年6月12日更新

猫が好きな偉人の話。政治家から天皇まで、こんな人まで猫好きだった!

ペット生活

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編集部

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アメリカでは歴代大統領の多くが犬を飼っていて、“First Dog”と呼ばれているのは有名ですが、猫好きの有名人だって少なくありません。

今回は猫が好きだった偉人をご紹介。普段、歴史の世界でしか知らない偉人達ですが、猫好きだという一面を見ると、何だか親しみが沸いてくるような気がします。

猫好きは孤独を愛し、冒険心が強いと言われていますので、そんな視点から偉人を見るのも面白いかもしれません。

 

宇多天皇

平安時代、887年に第59代天皇として即位した宇多天皇は父親から譲られた黒猫をこよなく可愛がっていました。

宇多天皇は天皇として初めて「寛平御記(かんぴょうぎょき)」という日記を残したことで知られていますが、その中には自分の猫を可愛がり自慢する記述が満載。

「自分の猫は黒猫だが深みのある黒で他の黒猫とは違う」「歩く姿が雲の上を飛ぶ竜のようだ」「他の猫よりネズミを捕まえるのが上手」など愛情ある観察を日記に書き連ねています。

宇多天皇の猫は、“First Royal Cat”ということになるのでしょうか。

ウィンストン チャーチル

第二次世界大戦中にイギリスの首相だったウィンストン チャーチルも大の猫好きでした。

彼は、88歳の時に秘書のジョン・ジョック・コルヴィル卿に誕生日のプレゼントとして贈られたチャトラの猫に贈り主の名前から「ジョック」と名づけ、可愛がっていました。

ジョックがいないと食事もしなかったそうで、自分が死んだ後もジョックが不自由なく暮らせるように遺言状まで残したと言われています。

また、チャーチルが住んでいた家は、今ではナショナルトラストという団体が管理していますが、チャーチルの遺言に従って、今も何代目かのチャトラ猫を飼い続けているそうです。

 

アブラハム リンカーン

人類の平等を説き、南北戦争を戦ったリンカーン。その偉業ゆえ、最期は暗殺されてこの世を去りますが、彼も無類の猫好きだったと言われています。

その溺愛ぶりは「猫のためなら道を譲る」とまで言われたくらいで、南北戦争中もテントの中に親を亡くした3匹の猫がいるのを知ったリンカーンは部下に子猫の世話を命じ、その後、何度も様子を伺いに行ったと言われています。

ホワイトハウスで初めて猫を飼ったのもリンカーンです。

歌川国芳

猫を書く画家といえば藤田嗣治が有名ですが、江戸時代、浮世絵作家にも猫好きがいました。

その名は歌川国芳。彼の浮世絵には「鼠よけの猫」「金魚づくし百物語」「猫の百面相」など、猫が登場、もしくは主役の作品がたくさんあります。

国芳は常に数匹の猫を飼っていたと言われ、家には死んだ猫の位牌まであったのだとか。

国芳は自画像も残していますが、顔を隠しているにもかかわらず国芳と判るのは回りに猫が描かれているから、なのだそうです。

彼の描く猫は猫の習性をよく表している上にユーモラスで、猫への愛情がよく感じられます。

一条天皇

一条天皇の猫可愛がりぶりは、徳川綱吉の「お犬様」に匹敵します。

一条天皇の猫は、「命婦」という五位の位を与えられ、「命婦のおもと」と呼ばれていました。

清少納言が綴った「枕草子」によれば、この猫が出産した時には、赤子の多幸を祈って行われる「産養い」というお祝いが、一条天皇の母、右大臣、左大臣によって執り行われたとも言われています。

また、この猫を脅かした罪で犬が流刑になるなど、一条天皇の溺愛ぶりはちょっと常軌を逸していたようです。

おそらく、探せば他にもたくさん猫好きの偉人がいるのではないでしょうか。

猫を縦軸に歴史を学ぶと、堅苦しい歴史もユーモア溢れる楽しい話になるのではなるような気がします。