猫界の貴族サイアミーズってどんな猫? サイアミーズの由来、性格、魅力に迫る。

猫の純血種として最も古くから存在するサイアミーズ。昔からの名前、シャム猫の方が分かりやすい人もいるかもしれませんね。

しなやかな体躯とビロードのような体毛、宝石のような眼は、今も猫好きを惹きつけて止みません。

今回はサイアミーズの魅力に迫ります。

 

サイアミーズはタイから来た

サイアミーズの故郷はシャム=現在のタイ。1300年には既にタイにシャム猫が存在していたと言われています。

タイには昔からサイアミーズを含む3種の原種がいましたが、サイアミーズはその中でも王族や貴族など高貴な人々にしか飼うことが許されなかった猫で、まさに猫界の貴族でした。

このサイアミーズは長い間、門外不出でしたが、1884年にイギリスの総領事ゴードン氏がイギリスに連れ帰ったことで初めてヨーロッパに渡りました。

この猫は翌年にイギリスで開かれたキャットショーで賞を総なめにし、これがきっかけになりイギリスで広まっていきました。

同じ頃、シャム猫はヘイズ大統領への贈り物としてアメリカの土を踏んでいます。こうして、サイアミーズは世界に広まっていきました。

 

サイアミーズってどんな特徴があるの?

サイアミーズはほっそりとしたアスリートのような体をした猫で、長い脚と尾、そしてサファイアブルーの瞳が特徴です。

第二次世界大戦でオリジナルの種が存続の危機に陥ったため、現存しているサイアミーズは、細身のモダンスタイル、顔が丸めのトラッドスタイル、その中間の姿をしたクラシックスタイルに分かれました。

現在、サイアミーズの代表的種となっているのは、モダンスタイルです。

生まれたばかりのサイアミーズの体毛は白やクリーム色ですが、1ヶ月ほどで体の先端である尻尾の先や耳の先から色が付き始め、次第に顔、足先などにポイントと呼ばれる色が付いていきます。

ポイントカラーはほぼ茶色系ですが、微妙な色の差によりブルー、シール、ライラック、チョコレート、レッド、トーチ、リンクスに分類されています。

ポイントカラーは年齢と共に濃くなり、高齢になると全身の色が茶色っぽくなる傾向があるそうです。

また、繁殖力が強いのもサイアミーズの特徴で、オシキャット、 ヒマラヤン、バーミーズ、トンキニーズなど新しい血統種を作る際にも使われたと言われています。

 

サイアミーズの性格は?

社交的でアクティブな性格で自己顕示欲が強い面もあります。

人間に対しても、誰にでも懐くと言うより、人を選んで1人の飼い主さんに執着する傾向もあるようです。

自分の選んだ飼い主さんとは密接な関係を築き、遊んであげたり、構ってあげると喜びます。

高貴なイメージで、何百年も人々を魅了してきたサイアミーズ。見た目の美しさだけでなく、独特の性格も猫らしいと人気を集めています。

サイアミーズは10年~15年生きる猫ですので、大切にして長生きさせましょう。

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