2015年6月14日更新

愛犬と船旅することはできるの? 犬とフェリーに乗るためのルール、料金など

ペット生活

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編集部

ペットとの暮らしを豊かにするお役立ち情報をお届けします。

 

飛行機より時間はかかりますが、海を眺めたり、ゆったり寝たりしながらの船旅も楽しいものです。

愛犬を一緒に連れて行きたい場合、船にペットは乗れるのでしょうか。

今回は、犬と船旅をするにはどうしたら良いのか、ご紹介しましょう。

 

ペットと船旅。対応はフェリー会社によってさまざま

基本的にフェリーに犬や猫を乗せることは可能ですが、フェリーを運営する会社によって対応はまちまちです。

また、同じ会社でも航路や船によって設備が違うため、それに合わせた準備が必要なようです。主なフェリーのペット乗船について取り上げてみます。

さんふらわあ

現状、航路は「大阪⇔別府」「神戸⇔大分」「大阪⇔志布志(鹿児島)」の3航路。夕方に乗船して、翌朝に目的地に到着するスケジュールで運行しています。

3航路の内、「神戸⇔大分」便については、ペットと一緒に部屋に泊まれる「ウィズペットルーム」の用意があります。

「ウィズペットルーム」の料金は通常、二人部屋で片道4万7640円、四人部屋の場合は6万2560円で、ペット1匹につき8500円の料金がかかり、繁忙期にはさらに料金設定があがります。

「ウィズペットルーム」に宿泊しない場合は、ペット専用の「ペットルーム」での預かりになります。

ケージのサイズはシベリアンハスキークラスの大型犬用~小型犬まで3タイプに分かれています。

「ペットルーム」の使用にあたっては予めペットルームとケージの両方を予約する必要があります。料金は1ケージにつき、2060円。ケージに入らないペットは乗船ができません。

「大阪⇔別府」「大阪⇔志布志」の両航路については「ウィズペットルーム」がありませんので、すべてペットルームでの預かりになります。

料金は「神戸⇔大分」と同じですが、
ケージのサイズや細かいルールが若干違いますので、事前に確認が必要です。

津軽海峡フェリー

「函館⇔青森」「函館⇔大間」の2航路を運航しています。

この内、「函館⇔青森」のブルーマーメイド船と「函館⇔大間」のびなす船については、犬と一緒に部屋に入れる「プライベートドッグルーム」を完備しています。

部屋の料金はいずれも1万2340円。

びなすについては幅44cm×奥行61cm×高さ51cmのケージに入り、体重20kgまでの犬。

ブルーマーメイドについては幅52㎝×奥行80㎝×高さ60㎝のケージまたは犬用カートに入り、体重30㎏までの犬まで同行が可能です。

これ以外の船の場合や、「プライベートドッグルーム」を使用しない場合は、「ドッグルーム」での預かりになります。料金は、船によって変わり、820円~1020円までです。

また、「函館⇔青森」では「ドッグバルコニー」がある船もあります。

「プライベートペットルーム」「ペットルーム」を利用しているペットについては、バルコニーの使用ができますので、航海中に犬を出して遊ぶこともできます。

ブルーマーメイドの「プライベートドッグルーム」以外で大型犬を同乗させたい場合、「ペットルーム」を利用しない場合、もしくは犬以外の動物を乗船させたい場合、津軽海峡フェリーは、乗船させた車の中にペットを置いておくことが認められています。(事前に申請書が必要)

ただし、航海中はペットを外に出すことはできませんし、船内の駐車場は冷暖房完備もありませんので、この点、注意が必要です。

車の乗船がない場合、大型犬や犬以外のペットの持ち込みはできません。

太平洋フェリー

太平洋フェリーは、「苫小牧⇔仙台」「仙台⇔名古屋」「苫小牧⇔名古屋」の3航路をもつフェリーです。

こちらのフェリーでは、いずれも中型犬までの犬を「ドッグルーム」で預かってくれます。大型犬や犬以外のペットについては、乗船した車の中で置いておけば、乗船が可能です。

「ドッグルーム」などの使用について料金は掛かりませんが、限りあるキャパシティに対して、当日の先着順での受け入れしかしませんので、「ドッグルーム」に預けたい場合は、早めの手続きが必要になります。

「ドッグルーム」ではケージの鍵を預かって、面会可能な時間内であれば給餌などのお世話も可能です。

車の中に置いてきたペットについても、乗務員に同行してもらっての給餌は可能ですが、天候などによって船内駐車スペースに行けないこともあります。

犬ならフェリーでも快適な旅ができそう

ペット、特に犬と旅する飼い主さんが増えたため、多くのフェリー運航会社では犬のための乗船システムを構築しています。

しかしながら、犬以外や大型犬については、まだまだ快適な旅が約束されているわけではなさそうです。

旅先で愛犬やその他のペットが体調を崩したりしないよう、飼い主さんとしても事前の調査が必要なようです。