2015年6月15日更新

犬の習性を利用して上手にトレーニング!オオカミから学ぶ犬の本能と習性

ペット生活

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編集部

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犬の祖先は「オオカミである」という説が一般的になっていますが、私たちの近くにいる犬は外見も仕草も、私たちがTVや動物園でみるオオカミとは違う点が多いと感じませんか?

犬はオオカミのどんな部分を受け継ぎ、どんな部分を切り捨ててきたのでしょうか?

 

オオカミと犬の大きな違い

犬とオオカミの大きな違いは“狩り”です。オオカミは狩りによって食料を得ていますが、犬は狩りをしません。

まだ自分の身を守れない赤ちゃんが隣にいても、犬は自分の空腹を満たすためにその赤ちゃんに牙を向くことはないでしょう。

犬がオオカミから引き継いだもの

群れの社会

群れの社会というと勘違いされやすいのですが、これは決して「1匹がリーダーとなり、下級のものを支配する」という意味ではありません。

オオカミの群れは年齢によって上下関係が決まっており、力を使った争奪で群れの中の順位が変わることは相当稀なケースとされています。

ここでいう群れの社会とは「弱いものが強いものの下につく」という支配的なものではなく、「他のものたちと一緒に居たがる」という性質を言います。

犬は相手が自分と違う種類の生き物でも、その相手の行動に適合しようとする能力があるのです。

つまり、私たち人間は犬にとって適合しやすい相手だったのです。だからこそ、犬と人間は何百年もの間、良きパートナーになってきたのではないでしょうか。

観察することで学習する力

オオカミは年齢の上下による群れ社会を形成するのに大切な能力が「観察する能力」であり、それが今の犬にも引き継がれています。

若いオオカミは大人から力による強制を受けることなく、仲間との相互作用を観察する中で自分たちの居場所を学んでいきます。同様に、犬は人間の反応を細かく観察しています。しかもその目的は「どうすれば自分に報酬が与えられるのか」なのです。

これをトレーニングに生かすことで、上手に愛犬をトレーニングすることができますね。

犬が何か悪いことをした場合、それがいかにいけないことなのかを長々と説明しても犬には響きません。それよりも、正しい行動をした時に犬の欲しがるものを与えれば、どんな行動をすれば報酬を受けるのかを犬に気付かせることができます。

 

犬の習性を理解し、スムーズなトレーニングを!

トレーニングを始めると、つい人間がやってほしいことを強制してしまいますが、もっと犬を理解することができれば、お互いストレスも減り、楽しんでトレーニングに取り組むことができるのではないでしょうか?

どんなに犬が人間のパートナーにふさわしい素質を持っていても、それを十分に活かすことができなければ意味がありません。

是非、犬の習性を愛犬のトレーニングに活かしてみてください。