2016年6月16日更新

【獣医師監修】猫の避妊・去勢の必要性について。メリット、費用、変化のまとめ。

猫を飼うとオス・メスに関わらず、避妊や去勢が必要になってきます。

猫は毎年、発情期が来ると1回に3~5匹の子猫を産みます。これを続けていくと、どうなるかは想像できるのではないでしょうか。どんなに広い家と時間があっても、何匹も猫を飼うのは大変な事です。

大変な事態に陥る前に、少しかわいそうな気はするかもしれませんが、不幸な子猫が増えないために、飼い主の責任で避妊と去勢を行う事をオススメします。

避妊と去勢の時期と費用

避妊や去勢を行う時期は個体差で変わってきますが、大抵の場合は、生後6ヶ月から10ヶ月の間に手術する事が理想です。

費用も病院により変わってきますが、大体、2万円から3万円位で出来ると思いますが、いつごろ手術するのが良いのか、そして費用はどの位掛かるかを予め聞いておくと、安心でしょう。

避妊と去勢のメリット

オス猫・メス猫どちらにも共通するメリットは、色々な病気になるリスクが減るという点です。

また、オス猫の場合は、発情期になるとスプレーといって、自分の縄張りを示すためにオシッコをあちらこちらにマーキングします。この行為は自然な事なのですが、マーキングされた場所は非常に臭いもキツく、一度されると洗ってもなかなか臭いが取れません。一度、生殖行為をしたオス猫の場合は、その後去勢してもスプレーの行為が無くなる可能性は低くなります。

そのため、オス猫は発情期になる前に去勢することで、スプレーを回避できる可能性が高くなります。

避妊と去勢後の変化

これらの手術をすることにより、一番心配なのが『太りやすくなってしまう』ということです。

飼い主さんによっては、猫に缶詰のフードや人間の食べ物をあげている人もいるでしょう。しかし、出来ることなら、動物病院で扱っている年齢や体重に見合ったエサをあげるようにしましょう。

ある程度、太ってきた場合、早い段階でシニアの食事に切り替えることも、必要になるでしょう。

猫の理想体重の基準は、猫の種類によって変わってきますが、ある程度目安があります。
予防接種時に体重はチェックしてもらえると思いますので、普段の家での管理が必要になります。

まとめ

避妊や去勢としつけとの直接的な関係はありませんが、敢えて妊娠させたり、したりさせないためにも、知らないうちに愛猫が外に出ていることがないように気をつけることも大切です。
動物を飼った以上、飼い主として最低限のことをしてあげなくてはいけません。可愛がるだけでなく、きちんとしたしつけをし、褒める時と叱る時のメリハリをつけましょう。

家で飼っている猫の場合には、若いうちは好奇心旺盛です。人が出入りする玄関で外に出る機会を、伺っている猫もいます。知らないうちに猫が外に出てしまうケースもあります。それを阻止するには、しつけしかありません。悪いことをしたら、高い声で怒るなど、声のトーンで褒められているのか、怒られているのか、を普段から聞き分けさせる事で、玄関から出ようとしている時のストッパーになります。他の悪いことをした時も同様です。

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