2015年10月19日更新

犬のしつけで怒ってはいけない4つの理由

初心者の飼い主さんにとって犬のしつけは意外と難しいもの。トイレや無駄吠えのしつけ、散歩の時の歩き方など教えることはたくさんあるのにしつけ方が分からないという方も多いでしょう。しつけのコツはいろいろありますが、何と言っても大切なのは「怒らない」こと。「怒る」は「叱る」と違って飼い主さんが感情的になりがちです。しつけのために犬を怒るとしつけとは真逆な結果を招くこともあります。今回は犬のしつけをするときに怒ってはいけない4つの理由をご紹介しましょう。

怒ると犬が混乱してしまう

犬の性格にもよりますが、飼い主さんから怒られたことで委縮してしまい指示の内容が正確に伝わらないことがあります。怒られたことだけが頭に残り「何が原因で怒られているか」理解することができないため混乱するのです。

例えばトイレのしつけをするために怒ったりすると犬は排泄自体がいけないのかもしれないと誤解し、隠れて排泄したり排泄をしなくなったりする可能性があります。

かえって攻撃してくることがある

犬によっては怒ると飼い主さんが自分を攻撃していると感じて反撃してくる犬もいると言われています。飼い主さんとしては犬との良い関係を築こうとしているのでしょうが、犬の側はやりこめられたと思って防衛反応が働いてしまうのです。

こうなると飼い主さんと犬の信頼関係が壊れてしまう可能性があり関係改善には時間がかかりますので注意が必要です。

飼い主さん自身の態度がエスカレートしてしまう可能性がある

人間だれでもそうですが、怒って感情的になると本来の目的を忘れてしまいがちです。もともとは「犬の行動を良い方向に導きたい」ために怒ったつもりが怒っただけで終わり…になってしまってはしつけになりません。

褒めた方がうまく行く

ドックトレーナーさんの多くは「犬は褒めた方がしつけがうまく行き、どんな状況でも適応してくれる」と言います。「褒める」ことは甘やかすこととは違います。ダメなことを指摘したら正しい行動に誘導、その後に正しい行動が取れたらちゃんと褒めてあげることが大切です。

そうすれば飼い主さんが褒めてくれたことだけが頭に残って正しい行動を取ってくれるようになるでしょう。

犬のしつけは辛抱強く、いつも同じパターンで

犬のしつけをするには感情的になるのが一番良くないことです。犬が理解できるように

  • ダメなことは現行犯で。
  • 低い声で「NO」「ダメ」などの一言で伝える。
  • 正しい行動を辛抱強く教える。
  • 正しい行動ができたら褒めてあげる。

というようにいつも同じパターンで感情的にならずに教えることが大切です。しつけのポイントは人間も犬もそう変わりません。自分がどのように教えられたら気持ちよく従えるか考えてみれば犬の気持ちも理解できますね。

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