2015年10月6日更新

暑い季節にバテがちな猫のために。猫に氷を食べさせていいの?

ペット生活

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編集部

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暑い季節、毛皮をまとったペット達はどうしても夏バテしがちです。そんな時に飲み水に氷を入れたり氷の塊をお皿に入れたりすると舐めたがる猫がいます。人間と同じでやはり暑い時期には氷で体を冷やしたいと思うのでしょうか。しかしながら猫に氷を舐めさせても良いのでしょうか?今回はペットの避暑方法として氷を使って良いのかどうか調べてみました。

 

猫は気化熱で体温調節をしている

人間の場合は肌に汗を放出する汗腺がありますが猫の場合、皮膚に汗腺はありません。そのため猫は口ではぁはぁ呼吸したり、同時に体を舐めたりすることで気化熱を利用して体温調節をしていると言われています。

気化熱とは水分が蒸発する際に熱を奪う現象のこと。夏にスイカを冷やす際にスイカに薄いタオルや布巾を掛け上からチョロチョロと水を流しているのを見たことがある方もいるのではないでしょうか。これはわずかな水を流しながら水が蒸発する際にスイカから温度を奪う気化熱を利用してスイカを冷やしているのです。

猫も体を舌を出して舌から気管に掛けての温度を下げたり、舐めることで体表を湿らせ、水分を気化させて体温調節をしているのです。

猫に氷は良いの?

氷を舐めて体温を下げるという行為は本来の猫の体温調節方法とはちょっと違いますが、余りに暑い場合は人間と同様に冷たいものを口にして体を冷やす場合もあるでしょう。しかしながら猫によっては下痢をしたり、胃腸の調子を崩して食欲をなくしたりする場合もありますので注意が必要です。

人間でもお腹の弱い人はちょっと冷たいものを飲んだり食べたりするだけで下痢になったりお腹が痛くなったりしますね。猫も同じなのです。

愛猫が氷を舐めさせる場合は…

  • 大量にはあげないようにする
  • 氷をあげた後は食欲に変化がないかどうか確認する
  • 氷をあげた後に下痢などの症状がないかどうか確認する

など愛猫の様子を観察しておきましょう。特に高齢の猫の場合、冷えが思わぬ病気を併発する場合がありますので、事後の様子を確認し愛猫が氷を食べても体調に影響がないのかどうか知っておくと安心でしょう。

 

体に支障が出なければ氷もOK

動物は自分の体に必要なモノを本能的に知っています。猫が氷を舐めたり氷水を飲んでいる場合、暑さに対応するのに必要だと判断していると考えられます。基本的にはそんなに神経質になる必要はありません。飼い主さんが調整し冷やし過ぎを防げば問題はないでしょう。