2016年3月1日更新

【獣医師監修】愛犬の歯を健康に保つための方法。手遅れになる前に対策してあげましょう。

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「愛犬の口臭が気になる」「歯石がつくのを予防したい」「犬の歯磨きってどうしたらいいの?」
と思っている方へ、今回は愛犬の歯を健康に保つために、愛犬の歯磨きの方法をご紹介します。

 

歯石予防に大事な歯磨きをする

口の中を触る習慣をつけよう

まずは犬が口の中を触られることに慣れさせましょう。座った状態で犬の頭を仰向けにして膝の上にのせ、おなかをなでることから始めます。

次に、口の周りをなでたり、マズルを軽く掴んだりすることに慣れさせます。十分に慣れてきたら、今度は口を閉じた状態で口の脇をめくって歯を見たり触ったりしてみましょう。

これから先は十分に時間をかけて行ってください。

犬の口を開かせてみます。徐々に、口の中に手を入れます。慣れてきたら、次は歯を撫でてみます。

それぞれを、日にちをかけてゆっくりと進めていきましょう。
犬が「口を触られてもいやなことは起こらない」と思えるように、じっくりと取り組んでみてください。

歯磨きをしてみよう

落ち着いて口を触れるようになったら、いよいよ歯磨きをしてみましょう。
便利な歯磨きグッズがいろいろ売られています。
歯垢や歯石の具合、愛犬の好みなどにあわせて選びましょう。

簡単なのはガーゼを水で濡らし、指に巻いて犬の歯を軽く撫でる方法です。
最初はゴシゴシと磨くのは避けてください。
これを数日に一回行うだけでも、歯垢の付き具合にずいぶん差がでます。

もっと慣れてきた犬なら、犬用の歯ブラシと歯磨きペーストなどを使ってみましょう。

どうしても口の中を触れない犬の場合

時間をかけても、どうしても口の中を触られるのが苦手な犬もいます。
その場合は、市販されている歯磨きスプレーや、水などに混ぜて使う歯磨き効果があるとされている液体タイプのものを試してみてもよいでしょう。

副作用や効果など、十分調べたうえでお使いください。

ひどい歯石は病院へ

人間と同じで、何ヶ月もついたままの歯石を自分で取るのは困難です。動物病院で歯石取りをしてもらいましょう。

病院によって数千円から2、3万円と差があります。方法も、麻酔なし・局所麻酔・全身麻酔などがあります。

犬の性格や全身状態、歯石や歯周病の状態に合わせて選びます。

ひどくなってしまう前に、病院で一度相談してみることをおすすめします。

 

まとめ

犬の歯石を放置しておくと、ひどい場合には歯周病にかかり、歯を抜かなければならないこともあります。

成犬の歯は一度抜くともう生えてきません。

愛犬がずっとおいしくご飯を食べられるように、日ごろからケアをしてあげたいですね。

 
 

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