2015年10月14日更新

手こずっている飼い主さん必見! 猫への上手な投薬方法について

ペット生活

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編集部

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どうしてもこの薬を飲んでもらわないと困る!そんな飼い主さんの痛切な思いは、残念ながら猫には通じません。

フードに薬を混ぜても“ペッ”、直接錠剤を口に入れようとしても頑として口を閉ざしたまま…。猫への投薬に苦労している飼い主さんは多いことと思います。

そこで、今回は猫への上手な投薬方法を錠剤、液体の薬、粉薬、目薬の順にご紹介します。

 

錠剤の与え方

まず片手で猫の頭を持ち、少し上を向かせます。もう一方の手の指先で猫の口を開いてから、なるべく口の奥の方に錠剤を入れてください。

このとき、錠剤を手前側に落とすと猫は簡単に吐き出してしまうので、「なるべく奥のほう」と意識しながら投与するようにしましょう。

錠剤を入れたらすかさず手で猫の口を閉じさせ、上を向かせたまま喉を優しくなでて飲み下すのを待ちます。その後、念のため口の中に錠剤が残っていないかチェックしましょう。

スポイトなどで少しだけ水を飲ませ、錠剤が食道から胃に流れやすくする手助けをして完了です。

液体の薬の与え方

液体の薬はスポイトや注射器を使って与えます。

上から猫の頭をつかむように持って少し上を向かせ、同じ手の人差し指で口の端を開けます。そこから犬歯の後ろにスポイトを差し込み、薬をゆっくり飲ませます。しっかり飲み込むまで、しばらく上を向かせたままにしたら完了です。

 

粉薬の与え方

粉薬の場合、粉のまま猫に与えることは困難です。そのため、少量の水に溶かしてから液体の薬のようにスポイトか注射器で与えたり、猫が不快に感じない程度の量をウェットフードに混ぜ込んだりして与えます。

もし口からぶくぶくと泡を出して薬を外に出してしまう場合は、空のカプセルやペット用のオブラートで粉薬を包み、錠剤の要領で飲ませましょう。

その他、粉薬を猫の好きなチーズなどの中に隠して与えたり、少量のバターに粉薬を完全に混ぜ込み、口の中(上あご)に塗りつけたりするのも有効です。

目薬のさし方

猫の目薬には点眼薬と眼軟膏があります。それぞれのさし方を見ていきましょう。

点眼薬の場合

目薬の容器が見えると、猫は警戒心を抱いて逃げようとします。そのため、猫の頭を後ろから持ち、指先でまぶたを軽く上に引き上げて目を開けさせます。

そして猫の視界に入らないように後ろから目薬を近づけ、目の上のほうに点眼すれば完了。このとき、目薬の容器の先が猫の眼にあたらないように気をつけてください。

眼軟膏の場合

猫の顔からあごにかけて包み込むように持ち、指先で猫の下まぶたをそっと引きます。反対の手で後ろから眼軟膏を近づけ、引いた下まぶたに軟膏を入れます。目を閉じさせて上から優しくマッサージし、眼球に薬を広げれば完了です。

投薬は2人で役割分担すると断然楽!

投薬に慣れないうちは、人も猫も大変な思いをします。もし人手があるのなら、1人は猫の体を保定する係、1人は投薬係と役割分担したほうが投薬の成功率が上がります。

どうしても猫が嫌がって投薬できない場合は、動物病院に相談して、投薬の仕方を教えてもらう、または薬の種類を変えてもらうなど、対策を考えましょう。