2015年10月20日更新

【獣医師監修】胴長短足の犬種に多い! 犬の椎間板ヘルニアの治療法について

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胴長短足の犬種の椎間板ヘルニアは重症化しやすく、重症化してしまうと生活が不自由になってしまう怖れのある怖い病気です。症状にいち早く気づき、病院につれていってあげることで治療をすることができるため、早期発見が重要なポイントとなってきます。

まずは飼い犬から発せられている椎間板ヘルニアのサインを見逃さないように注意し、もしも椎間板ヘルニアの可能性を感じた時にはすぐに病院に連れていきましょう。

早期に適切な治療を受けさせてあげれば症状を緩和させるだけではなく、椎間板ヘルニアが悪化してしまうのを防ぐことができます。

今回は胴長短足の犬種に多い椎間板ヘルニアの治療法についてご紹介します。

 

症状が軽度の場合は対症療法で様子を見る

椎間板ヘルニアの主な原因は患部への負荷、老化、肥満などです。これらによって椎間板が損傷してくると椎間板ヘルニアの症状が表れ始めます。

椎間板ヘルニアの症状が軽度な場合は、椎間板ヘルニアの原因を取り除いていきながら薬の投与をするという対症療法で十分な場合があります。対症療法で済むように飼い主の方はいち早く椎間板ヘルニアの症状に気付いてあげてください。

症状が重度の場合は手術が必要な場合も

椎間板ヘルニアの症状が重症化しているときには対症療法では不十分であることが多いので、多くの場合は手術が必要になります。

椎間板ヘルニアでは脊椎の間に存在する椎間板が飛び出した状態になっており、脊髄を圧迫しているので、手術では飛び出してしまった椎間板を取り除きます。また、脊椎の一部を取り除いたり、穴をあけたりして脊髄にかかっている負荷を軽減します。

近年は医療技術の進歩により、体に負荷がかかりにくいレーザー治療などを行っている獣医師も増えてきているので以前よりも軽度な負荷で治療を終えることができるようになってきています。

まずは獣医師に相談し、熟慮した上で治療方法を決定してください。

 

まとめ

椎間板ヘルニアの治療法についてご紹介しました。椎間板ヘルニアは症状の度合いによって治療法が大きく異なります。もちろん症状が軽度な場合のほうが体にかかる負荷が小さくて済むので、症状が軽度のうちに獣医師に相談しましょう。

そのためには飼い犬の仕草や歩行の乱れから椎間板ヘルニアのサインを察知してあげることが大切になります。飼い犬の行動を注視し、異変を察知したときにはすぐに病院につれていってあげてください。

椎間板ヘルニアは怖い病気です。それを理解した上で適切に対処してあげましょう。

 
 

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