2015年11月2日更新

愛猫向け オランダ産ヤギミルクって?

子猫はもちろんのこと、ほとんどの猫は大人になっても牛乳が大好きです。しかしながら、猫には牛乳に含まれる乳糖を分解するラクターゼという分解酵素がないため、消化不良で下痢をしてしまう場合があり、飲ませない方が良いと言われています。特に子猫や高齢の猫など腸の働きが弱い年齢だとお腹を壊してしまう可能性が高いのです。そこで牛乳の代わりになるというのがヤギミルク。今回は猫用のミルクとしてのヤギのミルクについてご紹介しましょう。

ヤギミルクの特徴

ヤギミルクは牛乳に比べて成分が犬や猫の母乳に近いと言われています。乳糖が少ないため下痢しにくく、しかも脂肪球が牛乳の1/6程度と小さいので消化にも良いのです。

さらに猫に絶対必要なタウリンは牛乳の約20倍、カルシウムやビタミンA、D、B1、B2、B12が豊富に含まれていますので栄養源としても優秀なのです。

オススメはオランダ産ヤギミルク

ヤギミルクにもいろいろ種類がありますが、オススメはオランダ産のヤギミルク。ご紹介するオランダ産のヤギミルクは国からSKAL認定というオーガニック認証を受けていてヤギの飼料が無農薬なのはもちろんのこと、生育時に抗生物質やホルモン剤、殺虫剤など一切使用していません。

また、オランダ産のヤギミルクは臭みがなく、乳脂肪が30%以上と濃いのも特徴。高温殺菌してありますがミルクの風味が残っていますので我儘な猫の嗜好にも良く合うようです。もちろん、保存料無添加、無調整です。

シニアの猫には「オトナのヤギミルク」がオススメ

ヤギミルクは食が細くなった高齢の猫にもオススメなのが「オトナのヤギミルク」。ヤギのミルクから脂肪を抜いてありますので低カロリーでお腹に負担を掛けることもなく、栄養のみを摂ることができます。高齢猫は脱水しがちですので、充分な水分が摂れるのも嬉しいですね。

「オトナのヤギミルク」はちょっと太り過ぎの猫に飲ませるミルクとしてもオススメできます。

ヤギミルクの使い方

ヤギミルクは粉状ですので、使うたびに水かお湯に溶かして与えます。作り置きはよくありませんので、飲む分だけ作るようにしましょう。

体重3kgなら50ccのお水に大匙1杯、体重6kgなら同じ大匙1杯を90ccのお水に溶かして飲ませます。シニアの猫ならお水よりお湯の方が匂いが強くなるため飲んでくれるでしょう。あまり水分を摂らない猫ならフードに混ぜてもOKです。

猫の健康のためにも1袋常備しよう

猫の母乳とヤギミルクの成分が似ているなんてちょっと意外ですが、ヤギミルクは栄養豊富で免疫力をつけるためにも良い食品です。普段の給餌にはもちろんのこと、病後など食欲がなくなった時には便利ですので、喜んで飲んでくれるようなら1袋、常備しておきたいですね。

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