2015年11月2日更新

猫に必要なワクチン注射。いつ、どんなワクチンを接種すれば良いの?

猫が罹る感染症の中には伝染力が強く、発症した場合に死亡率の高いものが数多くあります。大切な猫をこれらの感染症から守るためにもワクチンの接種は欠かせません。ワクチンにはどんな種類があるのでしょうか?いつ接種すれば良いのでしょうか?今回は猫に必要なワクチン注射についてご紹介しましょう。

ワクチンって一体、なに?

ワクチンとは簡単に言ってしまうと感染症の病原体を予め体内に入れてしまうことで、体に病原体に対する防御システム(抗体)を作っておくこと。これにより後から病原体が体に入った場合に症状を緩和することができます。ワクチンに入っている病原体は予め毒性を可能な限り弱めてありますので、これにより感染症になることはほぼないと言って良いでしょう。

猫のワクチンには現在下記のような感染症に対して準備されています。

猫ウィルス性鼻気管炎

初期症状はくしゃみや発熱、鼻水のような風邪の症状ですが次第に目やにが増え、角膜炎や結膜炎などを起こします。感染力が強く、子猫の場合は死に至る場合もあります。

猫カリシウィルス感染症

初期症状は風邪に似た咳、くしゃみ、発熱、鼻水などですが、症状が進むと舌や口の周りに水泡や潰瘍が出て、肺炎を併発する場合もあります。

猫汎白血球減少症

別名を猫パルボウィルス症とも言い、感染力、致死率ともに高い怖い感染症です。子猫や若い猫に発症率が高く、嘔吐、下痢、腹痛、血便、高熱、脱水などの末、消耗して死に至ることも多い病気です。

猫白血病ウィルス感染症

感染した猫の唾液や血液、涙、糞尿から感染します。発症すると免疫力の低下や貧血などからさまざまな症状が表れます。リンパ腫を併発することもあります。

猫クラミジア感染症

子猫に発症率が高く、発症するとくしゃみ、鼻水、結膜炎や呼吸障害が見られます。人への感染もあることで知られる感染症です。

猫エイズウィルス感染症

猫免疫不全ウィルスFIVにより発症する感染症で、初期は風邪のような症状が続き、その後リンパ球の中に潜んでキャリア期を迎えます。発症すると歯肉炎、口内炎、体重減少、下痢などを起こすようになり、免疫力が弱まってくると肺炎、腫瘍などに罹ります。

ワクチンはいつ接種すれば良いの?

生まれたばかりの子猫は母猫の初乳から異物を排除する抗体を体内に取り込んでいるため、8週間~12週間は免疫力があると言われています。最初のワクチン接種は免疫が切れかかる8週目あたりが良いと言われています。

2回目は12週前後、3回目は1年後が適正です。その後の追加接種については1年ごとがベストだと言われていますが、飼育環境などによって異なりますので獣医さんと相談しましょう。

ワクチン接種の後に気をつけること

ワクチンを接種したら30分くらいは病院に残って様子を見るのが良いでしょう。自宅に帰る場合も猫の様子を観察するようにしましょう。2~3日はなるべく安静にさせ、入浴などは避けましょう。猫に体調の変化が表れたらすぐに病院に連れて行きましょう。

ワクチンは転ばぬ先の杖

ワクチン接種は猫が罹る可能性のある怖い感染症の被害を最小限に抑えてくれますので、保険だと考えて接種するようにしましょう。感染症は1匹が罹ると次々に被害が拡大します。多頭飼いの場合は特に全員の接種が必要です。

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