2015年11月28日更新

犬や猫に掛ける費用が年々増加しているのはなぜ?飼育費が掛かる項目を調べてみました

ペット生活

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編集部

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ペット保険のアニコム損害保険の調査によると2014年時点でペットの飼育にかかる費用は犬で年間36万円、猫で18万円。この費用が高いかどうかは人によってとらえ方が異なるところですが、この費用、実は増加傾向にあるのです。犬や猫の飼い主さんは一体、何にお金を使っているのでしょうか?今回は犬猫の飼い主さんがお金をかける分野を探ってみました。

 

治療費は犬も猫も増加傾向

犬も猫も増加傾向にあるのは病気やケガの治療費。ペットでもアレルギー症状を起こすケースが増えたことや、寿命が延びた半面、腫瘍、心臓病、腎臓病など継続治療が必要な成人病に罹るペットが増えたことが治療費を押し上げているようです。

もちろん治療内容も高度になって同じ病気であっても過去より治療にお金が掛かるようになったのも事実。こうしたことが治療費全体を底上げしているのでしょう。

犬のしつけやトレーニング代がUP

犬の飼い主さんの間ではしつけやトレーニングをプロに依頼するのが当たり前になってきました。最近では犬のしつけをしてくれる幼稚園や留守が多い家の犬を預かりながらしつけしてくれる保育園などがあります。

こういったしつけ教室の料金は場所によって大きく異なりますが、複数回数通うと20万円~60万円掛かる場合もあるようです。もちろんこの傾向は都会中心ではありますが、この分野は今後もっと増えていくことでしょう。

 

犬でもうひとつ伸びが顕著なのはペットホテルやペットシッター費用

前年比134%と犬の分野で最も伸びたのはペットホテルやペットシッターのための費用。飼い主さんが旅行や出張に出かける時に利用するのはもちろんですが、最近では大型ショッピングセンターや繁華街にも一時預かりのホテルやパーキングがあり、利用者が増えているようです。

犬を飼いながらも飼い主さんも自分の好きなこと貫くという傾向がこの数字からは見て取れるのではないでしょうか。

猫で増えているシャンプー&トリミング費用

猫でもっとも伸びが大きかったのは意外なことにシャンプーやトリミング、カットなどの費用。恐らく、従来は猫をサロンに連れて行ってシャンプーやトリムをする人が少なかったためでしょう。

実は猫はもともとシャンプーなどが大嫌いですし、それを自宅以外の場所で行うことに非常にストレスを感じ、心臓麻痺を起こすことも多いと言われています。そのためサロンでも猫のシャンプーやトリミングは難易度が高いと言われ、事故が起きるケースもあると言われています。

長毛の場合は絡んだ毛を処理するためにサロンに行く飼い主さんも多いようですが、オゾンシャワーやマイクロバブルのような健康志向のメニューが増えたことも費用増加に繋がっているのかもしれません。

ペットは家族、新たなサービスが飼育費用の増加につながる

ペットに対するサービスは多様化し、新しい分野も開拓されつつあります。犬のための老人ホームなどが普及すれば今後、費用負担はどんどん膨らんでいくでしょう。ペットに気持ち良く長生きしてもらうための選択肢が増えたのは嬉しいことですが、費用負担が上昇しているのはちょっと悩ましいことでもありますね。