2015年11月28日更新

動物愛護センターから犬や猫を引き取りたい場合の譲渡のプロセスは?

ペット生活

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編集部

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犬や猫をペットショップで購入するのではなく、動物愛護センターから引き取りたいという人が増えてきています。ペットショップと違って血統書付きのペットが揃っているわけではありませんし成長してしまったペットも大勢いますが、それでも飼い主として名乗りを上げてくれる人が増えていて、幸せなペットが増えるのは喜ばしいことです。今回は動物愛護センターからペットを譲り受ける際のプロセスについてご紹介しましょう。

 

引受人になるには一定の条件を満たす必要がある

一度、放棄された動物を譲渡するのですから、どんな人でも良いというわけではありません。動物愛護センターでは譲渡先の資格として次のような条件を設けています。今回は東京都の動物愛護センターを例にご紹介します。

  • 東京都内在住で20歳以上60歳以下であること
  • 現在、犬や猫を飼育していないこと
  • 家族全員がペットを飼うことに賛成していること
  • 経済的、時間的に余裕があって終生ペットを飼育できること
  • 集合住宅、賃貸住宅に住んでいる場合はペット可の物件であるかどうか
  • 引っ越しや転勤の予定がないかどうか
  • 去勢、不妊手術に同意すること

飼育条件をクリアできていたら譲渡事前講習会を受ける

動物愛護センターからペットを引き取るためには譲渡事前講習会を受ける必要があります。講習会は2時間程度、1回のみでペットを飼う場合の心構え、ペットに関する条例、ペットの習性、人にもうつる可能性のある感染症についてなど基本的な内容をレクチャーしてくれます。

講習会は無料ですが、事前に予約が必要です。この譲渡事前講習会は平日に行われますので平日に就業している場合は参加するために都合をつける必要があります。講習会は月に何度か実施されていますので都合の良い日程を選びましょう。

「たかがペットを譲り受けるために仕事を休めない」という方もいらっしゃると思いますが、そもそも自分の都合を調整できない人にペットを飼える余裕があるのかどうか再考する必要があるかもしれません。

受講にあたっては下記の書類を持参する必要があります。

  • 本人確認ができるもの(運転免許証や健康保険証)
  • 集合住宅や賃貸住宅に住んでいる場合は管理規約や契約書(コピー可)
 

いざ、譲渡会へ

条件をクリアし譲渡事前講習会に参加すると譲渡会への参加資格ができます。譲渡会への参加は無料ですが事前に予約が必要です。譲渡会は大体2時間程度開催されていてお気に入りの動物との出会いがあったら引き取りを申し出ます。

実際に引き取るためにはここでも譲渡時講習会を受ける必要があります。譲渡時講習会では毎日の世話、健康管理と病気予防、しつけの方法などより具体的な内容がレクチャーされます。

譲渡会には下記のものを持っていく必要があります。

  • 本人確認ができるもの(運転免許証や健康保険証)
  • 譲渡事前講習会のテキスト(受講者番号が記載されているもの)
  • 筆記用具
  • 首輪、リード、ケージ、キャリーバッグなど
  • 集合住宅や賃貸住宅に住んでいる場合は管理規約や契約書

動物愛護センターからの譲渡はペットショップより手が掛かる

動物愛護センターからペットを引き取るにはペットショップでペットを購入するより手間と時間がかかりますが、そこには見捨てられたペットが二度と同じような思いをしないように…という動物愛護センターの哲学があるからなのでしょう。

ペットショップで子犬や子猫を購入するのと違って、譲渡会に出ている動物たちは成犬、成猫が多いと言われています。子犬、子猫の可愛い頃から育てる楽しみはないかもしれませんが、成長した犬や猫は性格ができあがっているため先が読めるという利点があります。もし動物愛護センターで良い出会いがあったら、ぜひ生涯しっかりとお世話をしてあげてください。