2017年5月17日更新

コーギーの病気〜獣医師が解説するコーギーのかかりやすい病気〜

 
 

どことなくキツネを思わせる知的な表情と、がっしりした体に長い胴、短い足が特徴的なウェルシュ・コーギー。イギリスで昔から人気の犬種ですが、近年は日本でも安定した人気を誇っています。ウェルシュ・コーギーは運動能力が高く、意識的に運動をさせないと肥満になりやすいので注意しましょう。特に椎間板ヘルニアは肥満との関連が指摘されている病気のひとつです。その他にも、ウェルシュ・コーギーで気をつけておきたい病気がいくつかありますので、あわせて紹介します。


ウェルシュ・コーギーの目の病気

進行性網膜萎縮

網膜にある光を感じる細胞が徐々に障害され、少しずつ網膜が萎縮していく病気です。これは両目ともに起こります。この病気には遺伝が関与していることが知られています。

この病気を発症すると、まず夜間や暗いところで目が見えなくなる夜盲症がはじまります。やがて病気は進行し、明るいところであっても見えにくくなり、最終的には完全に失明します。初期症状に気がつくことは難しいですが、目が見えにくくなると、散歩を嫌がったり、ふいに触られるとびっくりして噛み付いたりといった行動の変化が見られることがあります。