2015年11月28日更新

猿って飼えるの?猿を飼いたいと思ったら考えたい。猿を飼う前に知っておきたい6つのこと

ペット生活

ペット生活

編集部

ペットとの暮らしを豊かにするお役立ち情報をお届けします。


TV番組などで人間と親しく触れ合う姿を見て「猿を飼いたい」と思う人もいるかもしれません。しかしながら猿は犬や猫のように簡単に飼える動物ではありません。人間に近く頭が良いだけに飼育が難しい面もあるのです。今回は猿を飼いたいと思ったときに知っておきたい6つのポイントをご紹介。今のあなたの環境が本当に猿を飼うのに向いているのか考えてみてください。

 

①猿は品種によっては飼育許可が必要

猿の中には人の命や身体、財産に害を加える恐れがあると法令で定められている「特定動物」に指定されている品種が少なくありません。ゴリラやオランウータンのように動物園でしか見ないような猿はもちろんのこと、チンパンジーや小柄なオマキザル科の猿の中にも「特定動物」に指定されている品種があります。

「特定動物」に指定された猿を飼う場合には、あらかじめ都道府県知事の許可を受け、飼育環境が法令で定められている規格に合っているかどうかの検査も受けなければなりません。さらに飼育と保管の許可申請は5年ごとに行う必要があります。

②猿は従順な動物ではない

猿は頭が良く感情表現も明確ですが、だからと言って聞き分けが良いわけではありません。もともと集団生活で暮らすことの多い猿は縦社会を大切にします。そのため言うことを聞かせるためには飼い主さんがボスであることを明確に教える必要があります。

時には大きな声で叱る必要もありますが、厳しすぎると猿が萎縮してしまいノイローゼのようになることもあります。猿を飼育する際に猿よりも上の立場に立ちながらも猿を萎縮させない加減が必要でこれが結構難しいのです。

 

③猿の飼育をバックアップしてくれるところは少ない

猿の飼育ができる場所は限られています。ペット可のマンションでも猿の飼育を許可してくれる物件はまずないと言って良いでしょう。持ち家であってもある程度広いスペースが必要です。猿は時として大きな声を出しますので隣家と軒を並べているような住環境だと騒音トラブルになる可能性もあります。

また、病気になった時に猿を診察してくれる獣医さんはそんなに多くはありませんし、飼い主さんが留守にする際でも預かってくれるペットホテルや病院は皆無といって良いでしょう。猿を飼おうと思ったら飼い主さんのほかに猿の面倒を見てくれる人をあらかじめ確保しておく必要があります。

④猿は飼い主さんでも噛む

猿は飼い主さんを噛むことが多々あります。何かに怒って噛む場合もありますが噛む理由が分からないケースも多々あってやっかいです。猿は犬歯がするどく噛まれると化膿して完治に何週間も掛かることがありますので注意が必要です。また、噛まれたまま何もしないでいると猿に「自分の方が立場が上」と思われてしまいますので、毅然とした態度で猿に「飼い主さんの方が上であること」を教える必要があります。

⑤しつけが難しい

猿は犬、猫以上に部屋の中を荒らします。トイレのしつけはできませんし、手が器用なので壁紙をはがしたり、簡単に檻の扉を開けたりすることができます。高いところにも簡単に移動できますのでキッチンの食べ物を食べられてしまうこともあるでしょう。

芸をする猿もいますが、これは猿の習性を良く知る調教師が去るの習性を活かして芸をさせているので、一般の人が調教師のようにしつけを行うのは難しいでしょう。

さらに猿は自分の飼い主をひとりだけ決めて他の家族に服従しないことが多いと言われています。例え人間の家族であっても自分がボスだと認めた飼い主以外は、自分の方を上に位置づける習性もあり威嚇や攻撃してくる猿もいるのです。

⑥感染症が共通する

猿は人間に近いだけに人間と共通する感染症が犬や猫より多いと言われています。エイズやエボラウィルスなどが猿から感染することが問題になりました。飼う前に病院で健康状態をチェックすることは必須でしょう。逆に人間から猿にうつる病気もありますので、こちらにも注意が必要です。

猿は飼育が大変な動物。安易に手を伸ばさないように

芸をしたり、人間と同じように振舞う猿は確かに可愛いですし、ペットショップで見て飼いたくなる人も多いでしょう。しかしながら猿は犬や猫のように簡単に飼える動物ではありません。自分が猿を飼える環境にあるのかどうか、猿を飼うために充分な設備があるかどうかを考えてから猿を入手しましょう。

 
 

人気のドッグフードは?獣医師おすすめの「ドッグフード」ランキング

特に近年日本で注目されているドッグフードは「人が食べるご飯の様に高品質なプレミアムドッグフード」です。獣医師がおすすめする高品質なプレミアムドッグフードをランキング形式でご紹介!

ドッグフード

おすすめのグレインフリーキャットフード15種をランキング!評判の良いキャットフードは?

猫のフードで最近人気なのが「グレインフリー」。グレインフリーのキャットフードにはどのようなメリットがあるのでしょう?おすすめのグレインフリーキャットフードをランキング形式で紹介!

ドッグフード

本当に必要な犬や猫の「ペット保険」がわかる!後悔しない犬や猫のペット保険の選び方

ペット保険について徹底研究しました。ペット保険で失敗しないためには自分のニーズにあった保険を選ぶこと、保険についてきちんと理解することが大切です。

ドッグフード

【ペットシッターが解説】マンチカンとの暮らしで注意すること

【完全保存版】マンチカンの飼い方、マンチカンとの暮らしで注意することをペットシッターが徹底解説します。マンチカンを飼っている方、これから飼おうとしている方必見です。

マンチカン

【ペットシッターが解説】メインクーンとの暮らしで注意すること

【完全保存版】メインクーンの飼い方、メインクーンとの暮らしで注意することをペットシッターが徹底解説します。メインクーンを飼っている方、これから飼おうとしている方必見です。

メインクーン

もし親がいない子猫を拾ってしまったら…子猫の育て方を獣医師が解説

もし親がいない子猫を拾ってしまったら、こちらの記事をどうぞご覧ください。子猫を育て上げるために必要な知識を獣医師が解説します。

子猫

リスが家に来る前に準備したい。リスが安心して住める居住空間の作り方。

リスが家に来ることが決まったら、まず準備しておきたいのがリスの居住空間です。 「とりあえずケージだけ用意しておけば良いだろう」と思っている人も多いかもしれませんが家に来てしばらくはリス……

小動物の飼い方

豚をペットに?海外で人気のミニ豚の飼い方と注意点

一昔前まで、豚を飼うのは養豚場だけでしたが、最近ではミニ豚なる小型の種類が登場して豚もペットの仲間入り。 アメリカやイギリスでは、ペットの豚を散歩させるセレブもいるそうで、それがニュー……

飼う準備

ネザーランドドワーフ似の雑種、スーパーラビットの特徴、性格、飼い方をご紹介

ペットショップでたまに見かけるスーパーラビットという名前。アンゴラやネザーランドドワーフのような純血種ではなく、混血、雑種のうさぎです。今回はスーパーラビットについてその特徴や飼い方をご紹介……

うさぎ

初心者でも爬虫類を飼ってみたい!という方のためにおすすめのヒョウモントカゲモドキをご紹介します。

ペットとしての爬虫類の魅力 苦手な人はとことん苦手。でも好きな人は本当に愛してやまないのが爬虫類です。 以前まではペット人口も少なく、マイナーな動物でしたが、昨今は人口飼料の開発が進……

飼う準備

これだけは揃えたい!フクロモモンガの飼育設備について

フクロモモンガを飼いたい!…でも、飼育設備ってどれを揃えればいいだろう?と思う方も少なくないようです。フクロモモンガはまだまだマイナーな動物なので、飼育セットも一般的には流通していません。 ……

モモンガの飼い方

川魚を飼ってみよう!トゲウオの飼い方と飼育上の注意点

トゲウオは頻繁に名前を耳にする魚ではないかもしれません。しかし、トゲウオの仲間のなかには「繁殖期になると体色が変化する」といった外見の変化や「求愛ダンス」「巣作り」「オスが卵の世話をする」と……

飼う準備

初心者おすすめのトカゲNo.1!フトアゴヒゲトカゲについて紹介します

フトアゴヒゲトカゲはこんなトカゲ フトアゴヒゲトカゲはオーストラリア中~東部の乾燥地帯から森林地帯まで幅広く生息するトカゲです。 古くから世界中で多く飼育されており、爬虫類の中ではヒ……

飼う準備

ウズラって飼えるの? ウズラをペットにするための飼育方法とは?

昔はペットの範疇に入っていなかった動物が、最近ではペットとして飼われるケースが増えてきました。ウズラもそのひとつ。ウズラと言えば食用の卵を取るために飼育される鳥ですが、ペットとして飼う人も増……

ウズラ

フェレットを飼ってみよう!フェレットの特徴や飼い方など

フェレットはこんな動物 フェレットはイタチ科の小型哺乳類です。体長は30cm~50cmほどで、体重は1㎏~2㎏。36本の鋭い歯を持つ肉食性です。 元々はヨーロッパに住む野生のイタチで……

フェレットの飼い方

これだけは知っておきたい!グリーンイグアナの飼育上の注意点

グリーンイグアナ自体は3000円程度で気軽に手に入りますが、飼育費用や飼育の難易度から考慮しても、とても気軽に育てられる動物ではありません。 「爬虫類が飼いたいなぁ」と思っている方は、……

飼う準備

自分で金魚を繁殖させたい!と思っている人に知ってほしい知識

金魚の飼育を続けていると、自力で繁殖させたい!と考える人は多いようです。金魚の繁殖は難しそうなイメージがありますが、きちんとした順序を踏み、配慮すれば成功させることは十分に可能です。金魚の繁……

金魚の飼い方

インコの繁殖は意外と簡単?インコの巣引きの方法と注意点をまとめました

繁殖させる前に考えておきたいこと インコの繁殖自体は実はそれほど難しくはありません。「意外と簡単なのか!よし、じゃあすぐやってみよう!」と思ってはいけません。 問題になるのは繁殖が終……

猿を飼う場合に必ずやっておきたい。猿を診てくれる動物病院探し

犬や猫に比べ猿を飼う前の準備は大掛かりで時間も手間も掛かりますが、準備の中で必ずやっておきたいことのひとつが猿を診察してくれる病院、獣医さん探しでしょう。猿を迎える際にはまず健康チェックが必……

飼う準備

逆立った冠羽と羽根が特徴の日本産インコ。羽衣セキセイインコの性格、飼い方をご紹介

羽衣セキセイインコは名前の通りセキセイインコから生まれた品種。頭の上と背中の羽根がふわふわっと逆立っているのが特徴です。今回は羽衣セキセイインコについてご紹介しましょう。 羽衣セキセイ……

鳥のグッズ

カメレオンの飼育はここが難しい!カメレオンの飼育場の注意点について

犬や猫とは違った点で気を使うことが多い爬虫類の飼育ですが、そのなかでも特にカメレオンはよく飼育が難しいと紹介されています。 カメレオンを間違った環境で飼育してしまうと、たった数日で死ん……

飼う準備

性格も被毛もいろいろ。ミニウサギの特徴、性格、飼い方をご紹介

ミニウサギ…何だかとってもありふれた名前ですが、それもそのはず。ミニウサギというのは混血種のうさぎを総称しているからなのです。それだけに大人になってからの体のサイズや色は実にバリエーション豊……

飼う準備

カブトムシ・クワガタムシを飼う際の準備する設備とその選び方

カブトムシ・クワガタムシを飼う際、きちんと飼育設備にこだわる人は犬・猫や小動物・熱帯魚に比べるとそれほど多くないのではないでしょうか。 確かにある程度テキトーな飼育環境でも、カブトムシ……

飼う準備

水槽ってどれがいいの?アクアリウムの水槽の選び方

水槽の種類は多種多様 アクアリウムを始めるにあたって水槽は欠かせない設備ですよね。いざ水槽を選ぼうとしてみるとその種類の多さに驚いてしまう方も多いようです。 それもそのはず、水槽の規……

飼う準備

ハリネズミをペットにしたい人へ。ハリネズミの習性や飼い方について。

恐怖を感じると体中の針を逆立てるハリネズミ。よく見ると可愛い顔をしているため、ペットとして飼う人もいるようです。 サイズが小さいため、マンションの一人暮らしでも飼えるイメージですが、生……

飼う準備

ピラニアを飼ってみたい!というあなたのためのピラニア情報

ピラニアはこんな魚 映画やテレビなどの影響でピラニアは「残忍で獰猛な人食い魚」というイメージが先行しがちです。ところが、実際はとてもデリケートでかなり臆病な性格をしています。 野生の……

飼う準備