2015年11月28日更新

高齢猫が粗相をするようになったら。猫にオムツをするという選択

猫が高齢になった時の悩みのひとつがトイレ以外の場所にオシッコやウンチをするようになることでしょう。足腰が弱くなってトイレまで歩けなくなったり、認知症になってトイレの場所がわからなくなったり…。腎不全などの病気になると尿の量も増えますし、便も固くなって排便しにくくなりますので、よけい粗相が多くなってしまうのです。飼い主さんとしてはお世話が増えますし大変な自体ですが、猫も好きでやっているわけではないので怒らないでください。この難題はオムツで解決することもできます。今回は猫のオムツについてご紹介しましょう。

猫のオムツってどんなモノなの?

基本的に犬用と猫用のオムツの違いはなくサイズの大小が変わるだけです。ペット用のオムツのサイズ展開はメーカーによって若干異なりますが、SSSからLLぐらいまでの種類があります。猫の場合は体重によってSSSからSぐらいまでを使用することになるでしょう。

ペット用のオムツも人間用のオムツのようにマジックテープで固定するようになっています。尻尾を通す部分に切り込みが入っていますのでこの穴に尻尾を通し、マジックテープでサイズを調整します。ペットのオムツも人間同様、質が良くなっていますので尿をよく吸い込み、尿で濡れた後も表面はさらさらしています。

サイズの選び方が心地よさのポイント

原則的にオムツはオシッコをしたらなるべく早く交換してあげた方が良いのですが、外出する時間が長くて長時間オムツをつけておかなければならないケースもあるでしょう。

長時間オムツをつけたままにしなければならない場合は、少し大きめのサイズを選んだほうが良いようです。吸水力があるといっても長い時間オムツをつけたままにするとお尻の部分が蒸れたりかぶれたりする可能性もあります。特に暑い季節や湿気の多い季節は蒸れる傾向があります。

ジャストサイズよりも少し大きめのサイズを使用すれば濡れた部分が皮膚に付きにくいため蒸れやかぶれを防ぎやすくなります。

大き目の猫なら人間の赤ちゃん用を使用してもOK

ペットのオムツは人間の赤ちゃん用に比べて価格が高いのが悩ましいところ。1個50円~100円はするので1日に数個使用するケースだと出費が馬鹿になりません。もし猫が比較的大きいのであれば人間の赤ちゃん用を使うこともできます。

通常販売されている赤ちゃんのオムツは新生児が一番小さいのですが、実は低体重で生まれてくる赤ん坊のための「新生児より小さいサイズ」が通販などで売られていますので、小柄な猫は「新生児より小さいサイズ」を試してみると良いでしょう。尻尾に当たる部分にT字型に切れ込みを入れて尻尾を通し、ペットのオムツと同じように装着します。

横漏れする場合の対処方法

猫にオムツを使っている飼い主さんの悩みの中で、かぶれと同様に多いのは横漏れでしょう。ペット用のオムツは犬用に設計されているものが多いため横漏れすることが多いのです。

横漏れ防止にはオムツの上にオムツカバーをつけたり、寝ている下にペットシーツを敷いたりするなど工夫が必要でしょう。オムツを装着した後に脚や尻尾の脇をテープなどで塞ぐのも一策です。横漏れ防止には絶対の方法はありませんので猫に合わせて工夫してみましょう。

猫にとっても飼い主さんにとっても楽な方法を

愛猫が年を取って介護が必要になると飼い主さんの負担が増えますし、精神的に辛い思いをすることもあるでしょう。しかしながら猫にとっては飼い主さんだけが頼り。一緒に暮らしてきた猫が少しでも心地よく生きていけて、さらに飼い主さんの手間を省くためにはオムツを上手に活用するのも手ではないでしょうか。

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