2015年12月8日更新

【獣医師監修】犬は納豆を食べても大丈夫?犬に納豆をあげる場合の注意点と簡単レシピ

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最近、テレビ番組などで盛んに取り上げられている発酵食品。納豆はその代表格として注目されています。もし犬にも食べさせられるなら納豆の力を犬の健康にも役立てたいところですが・・・果たして納豆は犬に食べさせても良いのでしょうか?今回は犬に納豆を与えても良いか調べてみました。

 

犬は納豆を食べられる

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納豆に含まれる主な栄養素はタンパク質と脂質ですが、そのほかにビタミンK、ビタミンB2、葉酸、パンテノン酸なども含まれています。また、マグネシウム、カリウム、銅、セレン、モリブデンなどのミネラル分も豊富ですが、いずれも犬の健康に必要なものですの食べてさせても大丈夫です。

話題の成分ナットウキナーゼは人間同様に犬にも効果があると言われています。最近では納豆をフリーズドライにした犬用の納豆スナックもあり、納豆のパワーを犬の健康にも役立てようという試みは既に始まっているのです。

納豆を食べるとどんな効用があるの?

ナットウキナーゼは血液をさらさらにする

納豆に含まれているナットウキナーゼは血液をさらさらにして血栓の形成を防ぐ働きがあります。「犬に血栓?」と思われるかもしれませんが、犬も心筋症などから血栓ができることがあります。血液の流れをさらさらにして血栓が作られるを防ぐことは犬にとっても大切なことなのです。

ビタミンKの働きできれいな血液に

ビタミンKには血液をさらさらにし、血液の状態をバランスよく保つ働きがあります。また骨成分の合成を助け、骨からカルシウムが流出するのを防ぐ働きもあります。抗生剤を長期間服用している犬はビタミンKが不足しがちですので、積極的に摂取することが大切です。

 

納豆を犬にあげる時に注意したいこと

納豆を犬に食べさせる際に気をつけなければならないのは大豆アレルギーでしょう。大豆アレルギーのある犬は納豆でもアレルギー反応を起こしますので、納豆を与えてはいけません。大豆アレルギーのない犬でも、最初にあげるときには少しだけ食べさせて様子を見るようにしましょう。

また、人間は臼歯で食べ物をすり潰して胃に送りますが犬は食べ物をあまり噛まないで飲み込みます。納豆の粒がそのまま便に出てきてしまうこともあるようですので、納豆をあげる際には引き割りのように細かく刻んであげると良いでしょう。またねぎやタレ、からしをつけたものは与えないよう注意しましょう。

納豆を食べさせるなら手作りメニューがオススメ

納豆独特の匂いが犬を惹きつけるのか納豆をそのまま食べる犬は少なくないようですが、納豆はひと手間加えることで、その効果を倍増させることができます。

例えば納豆菌には乳酸菌の働きを助ける働きがありますので、納豆とヨーグルトを混ぜるメニューはオススメのひとつです。

また、ナットウキナーゼは冷蔵庫から出した冷たい状態より室温ぐらいの方が活発に働くと言われています。さらに逆に熱を加えてしまうと破壊されてしまいますので、なるべく室温程度でメニューに加えるのがオススメです。

関連するレシピ

 

納豆は適量をうまく取り入れて

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発酵食品である納豆は食べ過ぎると腸にガスがたまることがありますので、食べすぎは禁物ですが、普段の食事に適量加える程度であれば納豆パワーを活用することができるでしょう。愛犬が納豆を食べてくれるようなら飼い主さんが食べる時におすそ分けしてあげてください。

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