2016年4月8日更新

【獣医師監修】犬はさつまいもを食べても大丈夫?犬にさつまいもをあげる場合の注意点と簡単レシピ

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さつまいもと言えば焼き芋、てんぷら、お菓子などメニューのバリエーションが多彩。甘みがありホクホクしていてまさに大地の恵みという感じがします。

お菓子のように甘いので当然、好きな犬も多いようですが、そもそも犬にさつまいもをあげても良いのでしょうか?今回は犬にさつまいもをあげても良いのかどうかについて調べてみました。

 

犬にさつまいもは◎ 手作り食ではもはや定番

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さつまいもの主な栄養分は炭水化物ですが、ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。
ビタミンE、B6、パントテン酸、葉酸、ビタミンCは非常にたくさん含まれていますし、ミネラルもカリウム、銅、マンガンを始め、多くの種類がバランスよく含まれています。

栄養豊富なのに加えて犬の嗜好にもあっているため手作り食の世界ではさつまいもは定番の食材。量をコントロールしてタンパク質中心の犬の栄養バランスを崩さなければ与えても問題ありません。

さつまいもを食べるとどんな効用があるの?

ヤラピンと食物繊維が便秘を予防する

ヤラピン…あまり聞いたことがない名前ですが、さつまいもに含まれている成分です。さつまいもを包丁で輪切りにすると切り口から白い液体が染み出してきますが、これがヤラピン。糖脂質の一種ですが胃の粘膜を保護したり、腸の蠕動運動を促進する働きがあります。

さらにさつまいもには水溶性の食物繊維が豊富に含まれていますのでヤラピンとのコンビで便秘の犬には強い味方となるでしょう。

ビタミンCとEの抗酸化パワーで老化防止に

さつまいもにはビタミンCがたくさん含まれています。犬は体内でビタミンCを生成することができます。しかしストレスを感じやすい犬や、病気の犬は、より多くのビタミンCが必要となり、食べ物からも摂取する必要があります。ビタミンCには抗酸化作用がありますので老化防止にも役立ちます。

それだけではありません。さつまいもにはビタミンCと同じように抗酸化作用があり抗酸化ビタミンと呼ばれているビタミンEも豊富に含まれています。さつまいもはビタミンCとEの黄金コンビで犬の老化防止に働きます。

ビタミンB6が元気を作る

ビタミンB6はたんぱく質がエネルギーに変わる際に酵素のサポート役として働きます。たんぱく質中心の犬の食事にはビタミンB6が不可欠です。さつまいもはビタミンB6をたくさん含んでいますので肉に少し加えてあげると良いでしょう。

 

さつまいもを犬にあげる時に注意したいこと

さつまいもが便秘に良いことはご紹介しましたが、それも適量の場合です。柔らかくて美味しいのでついたくさん食べてしまいがちですが、適量を越えると便秘や下痢になることもありますので注意が必要です。さつまいもに限らず野菜やいも類はごはん全体の10%以下に抑えたほうが良いでしょう。

さつまいもを使ったオススメ手作りメニュー

さつまいもは生のままより蒸かしてあげる方が消化に良いでしょう。せっかく蒸かすなら手作りごはんに取り入れて犬の喜ぶ健康ごはんを作ってみてはいかがでしょうか。細かくカットしてトッピングしても良いですし、マッシュ状にして生肉と混ぜても良いでしょう。さつまいもの甘みと香りが犬の食欲をそそるはずです。

関連するレシピ

犬にさつまいもをあげる場合は工夫と知恵が必要

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栄養豊富でそのままでも美味しいさつまいも。蒸かしてそのままあげるとどうしても食べ過ぎてしまいそうです。せっかくの栄養源も与え過ぎると逆効果になることがありますので、手作りメニューに取り入れて上手に食べさせてあげると良いでしょう。腹持ちも良いので少しでも十分満足感が得られるはずです。

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