2016年5月6日更新

【獣医師監修】猫はネギを食べても大丈夫?ネギは猫に与えてはいけない野菜です

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猫は自分好みの食べ物かどうかを匂いで判断します。そのため野菜などを進んで口にすることは少ないといって良いでしょう。しかしながら好物の肉や魚に混じっていたら危険な野菜でも口にしてしまう可能性があります。ネギはそんな野菜のひとつ。今回は猫とネギについてご紹介しましょう。

 

ネギは猫にとって危険な野菜

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ネギは猫にとって危険な食材のひとつです。ネギにはアリルプロピルジスルファイドという成分が含まれていて、猫の赤血球の中に含まれる
ヘモグロビンを酸化させ、溶血性貧血を引き起こします。溶血性貧血になると体のすみずみにまで酸素を送ることができなくなります。また、血液を造る骨髄にも影響を及ぼすことも分かっています。

ネギを食べるとどんな症状が出るの?

少しぐらい口にしただけでは必ずしも中毒になるわけではありませんし、影響にも個体差があり、症状が出ないこともあります。しかしながらそれで安心してはいけません。ネギが猫の健康を脅かす危険をはらんでいることは確かなのです。アリルプロピルジスルファイドによってネギ中毒を起こすと血尿、血便、黄疸、貧血、下痢、嘔吐などが起こり、症状が進むと痙攣を起こし死に至る場合もあります

アリルプロピルジスルファイドの猫への影響は体質や体調、年齢よっても異なりますので安全な量というのはありません。子猫や高齢の猫に関しては健康な成猫に比べて症状が重篤化する可能性もありますので注意が必要です。

 

ネギを食べさせないためには

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猫が匂いの強いネギそのものに興味を示すことはあまりないでしょうが、肉野菜炒め、すき焼きなどに入っているネギは肉の匂いが沁みこんでいるため食べてしまう可能性もあります。ネギを煮込む料理はアリルプロピルジスルファイドが濃縮されていますので、見た目の量より危険性が増していることもあります。

アリルプロピルジスルファイドが猫の赤血球に及ぼす影響は加熱してもなくなるわけではありませんので与えないよう注意しなければなりません。飼い主さんが与えなくてもネギを使った料理を放置しておくと猫が口にしてしまう可能性がありますので、放置しないようにすることも大切です。

ネギは猫にとって危険だと知っておこう

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ネギは猫にとって危険な食べ物のとして上位に挙げられる野菜です。絶対に猫に食べさせないよう注意が必要です。

ネギと同様にたまねぎ、ニラ、ワケギ、ラッキョウ、あさつき、ニンニクなどにもアリルプロピルジスルファイドは含まれていますので、猫に危ない野菜として一緒に覚えておきましょう。これらの野菜は薬味などに広く使われているだけに注意が必要です。

 
 

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