2016年3月1日更新

【獣医師監修】うちの愛犬は大丈夫?大人のイヌの8割がかかっている『歯周病』の対策法。

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みなさん、飼い犬の歯磨きはしたことがありますか?犬の歯のトラブルで多いのが歯周病です。犬は自分で歯磨きができないので、愛犬が大事な歯を永く健康に使えるように、飼い主さんがしっかりと歯周病のケアをしてあげましょう。

 

歯周病とは?

歯周病とは歯茎が炎症を起こし出血したり、歯がぐらぐらしてきて最終的には歯の根元の骨がとけてしまい、歯が抜けてしまったりする病気を言います。歯周病になった犬は口臭が強くなり、硬いものを食べられなくなってしまうことがあります。歯周病を起こした細菌が原因で内臓系の病気にかかることもあるので注意が必要です。

歯周病の原因は?

歯周病の主な原因は歯垢と歯石に潜む細菌です。その歯垢や歯石を予防するためには歯磨きが重要になってきます。歯磨きをすることによって毎日歯をきれいな状態に保つことが歯周病予防の一番の鍵になってきます。

そしてもうひとつの鍵はフード選びです。硬いドッグフードの利点は、歯につきにくいこととたくさん噛むことです。現在ウェットフードのみを与えている場合は少しずつ硬めのフードに切り替えていくのもいいかもしれませんね。

[関連記事]正しいドッグフードの選び方!美味しく食べて犬の健康維持。

 

歯周病の治療法は?

歯周病の進行がそれほどひどくない場合、まずは動物病院で歯垢、歯石を取ってもらいます。その後も歯をきれいに保たなければ歯周病が進行してしまう可能性があるのでしっかり歯磨きをしてあげましょう。

歯周病が進行し、細菌感染が重度の場合には、抗生物質などの投与を行い改善を促します。あまりにも歯周病が進行してしまうと、全身麻酔下で歯石や歯垢を除去し、場合によっては歯を抜いてしまわないといけないこともあります。

歯周病の対策、歯磨き

自宅でできる歯周病のケアとして、歯磨きがあります。犬の歯ブラシにはいくつか種類があるので、それぞれにあった方法を見つけてあげましょう。人間の歯磨き粉のように、犬用の味つき歯磨き粉もあるのでそちらもチェックしてみるといいでしょう。
犬用歯ブラシの種類をいくつかご紹介します。

歯ブラシ

人間の歯ブラシと同じ形の歯ブラシです。歯ブラシに抵抗がない犬はこちらを使って大丈夫だと思います。

歯磨きシート

最近歯磨きシートという歯を拭くシートが売られています。犬を連れての旅行のときなどに持っていくといいでしょう。

指サック型歯ブラシ

歯ブラシを嫌がる場合指サック型の歯ブラシを使ってみるといいかも知れません。犬に歯ブラシが見えないので落ち着いて歯磨きができると思います。

最後に

現在、3歳以上の犬の約80%が歯周病にかかっている、もしくは歯周病予備軍といわれています。これを予防するためには歯磨きをこまめにすることが一番重要になってきます。

愛犬の歯の健康を守るために毎日しっかり歯磨きをして、口内を清潔に保ってあげましょう。

 
 

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