2016年6月16日更新

すぐに始めたいクレートトレーニング!愛犬も喜ぶ『クレート』の活用術。

ペット生活

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編集部

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「クレート」という言葉を聞いたことはありますか?クレートとは、犬を入れておくためのケースのことで、犬と移動する際に使用します。この「クレート」は移動時に活躍するだけでなく、他にもメリットがいくつもあります。しかし、どんな犬でもクレートに入るための「クレートトレーニング」が必要になります。そこで今回はクレートのメリットとともにクレートトレーニングについて紹介します。

 

クレートを使ったこと、ありますか?

クレートは見たことがあっても、実際に購入し、使用している家庭は少ないのではないでしょうか。犬にとってもクレートは馴染みの薄いものなので、飼い主が「リラックスできる場所である」と教え、犬がいつでもすぐに入れるようにトレーニングしておくことが重要です。
たとえば東日本大震災のときには、クレートに入る習慣が身についていた犬は飼い主と同じ室内の避難場所に入ることができましたが、クレートに入れなかった犬は室内にいれてもらえず、屋外での生活を余儀なくされたという話も聞きます。

クレートを使うメリット

クレートを使うことのメリットはいくつもありますが、今回は3つ紹介します。

犬がリラックスできる

一つ目は犬自身がリラックスできること。犬は元々暗い穴で生活していた動物なので、クレートに慣れれば、その中でリラックスして過ごすことができます。

犬の危険回避

二つ目は危険回避です。想像したくはありませんが、犬と一緒に車に乗っている時に事故に遭ってしまったとしたら・・・。
クレートの中に入っていればクレートに守られ軽傷で済むかもしれないのに、クレート無しの状態で投げ出されてしまうことで、命を落とす危険性が高くなってしまいます。

良い生活習慣づくり

最後に三つ目として、いい習慣作りができます。犬は経験したことから学習し、身につけていきます。言い換えると、いたずらなどの悪い生活習慣は、そもそも『経験させない』ことが一番の対策になります。
たとえば、飼い主がお風呂に入る間など、犬が独りになるときに犬をクレートに入れておくことで、ゴミ箱をあさるようないたずらを未然に防ぎ、悪い習慣が身につくのを予防してくれます。もし既に悪い習慣がついていたとしても、その経験を一定期間させないことで犬は悪い習慣を忘れることができます。

 

クレートトレーニングのやり方

それではクレートトレーニングはどのように行うのでしょう?まずは、クレートの扉を開けて犬と同じ空間に置いておきます。怖がって近づかない犬もいれば、さっさと入って寝てしまう犬もいるでしょう。
もし怖がって入らないようなら、飼い主が犬の大好きなもの(おやつ)を手に持って少しずつクレートに近づけていきましょう。近くで食べられるようになったら、今度はクレートの中におやつを入れます。臆病な犬であれば、はじめは入り口付近に置き、少しずつその位置を奥に変えていきましょう。

このように徐々におやつを食べる場所をクレートの中に移すことで、クレートへの恐怖心が薄れていきます。恐怖心がなくなれば、何もせずともリラックスしたい時には自分でクレートに入るようになるでしょう。

無理のないクレートの使用が大切

とてもシンプルなトレーニングのように感じますが、臆病な犬にとってクレートトレーニングは大きな試練です。その犬がどの程度クレートを怖がっているのかをよく見て、犬のペースでトレーニングしていきましょう。必ずしも1日で慣れるとは限りません。大切なのは恐怖心がなくなることです。

最後に、どんなに居心地のいいクレートでも、長い時間クレートから出られない状況にならないように気をつけてください。犬がトイレを我慢できる時間には限界があります。日常生活で使う際には、短い時間で活用していくようにしましょう。
また、夏場はクレート内の温度管理にも注意が必要です。

新しいしつけの道具として、ぜひ日常生活の中で活用してみてください。