2015年12月31日更新

実はこちらが元祖だった!ヤマアラシの仲間チンチラの特徴、性格、飼い方

ペット生活

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編集部

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チンチラというとうさぎや猫を思い浮かべる人も多いと思いますが、実はチンチラの元祖は齧歯目の中でもヤマアラシに仲間に入る動物です。ペットとして飼っている人はまだ珍しいため、連れていたら「これ、何て言う動物?」と聞かれることも多いでしょう。今回はそんなチンチラについて習性や飼い方をご紹介しましょう。

 

チンチラってどんな動物?

チンチラはもともと南米チリ発祥の動物。シルバーグレーの美しい被毛が珍重されて乱獲の憂き目にあったり、居住している森林が伐採されたりして自然に生息しているチンチラの数は徐々に減っていますが、その代わりにペットとして飼育されるようになってきています。

毛が厚くモコモコしているのであまり敏捷には見えませんが、走れば人間が歩く速さを上回り、ジャンプすれば1mを超すアスリートぶりを発揮します。体長は30㎝弱で体重は意外に軽く500g程度しかありません。耳はネズミより長く、丸く大きな目が特徴的、尻尾はふさふさしていて台湾リスのようです。

寿命は10年~15年、長くなると20年近くも生きますので、げっ歯類の中でも長寿な動物と言えるのでしょう。

チンチラを飼う時の注意点は?

チンチラはうさぎと同じように気温の変化に弱い動物です。寒ければ肺炎に罹りますし、26℃以上の真夏日になると熱射病に罹りますので、飼育する部屋の温度は18℃~23℃にキープしなければなりません。また、湿気の多い気候も苦手ですので、梅雨の時期等はエアコンをドライ運転する必要もあるでしょう。

また、チンチラはひとつのケージでオスを多頭飼いすると酷いケンカをする傾向があります。また、カップル同士でもひとつのケージに入れて飼育すると妊娠・出産を繰り返してメスが衰弱する恐れがありますので、基本的には1匹にひとつずつケージを用意した方が良いでしょう。

 

チンチラを飼う時に揃えたいグッズは?

チンチラは非常に運動量の多い動物ですので、広めのケージを用意しましょう。もし、広いケージが置けないようなら、室内で定期的に運動させる必要があるでしょう。ケージの中にはエサ箱、牧草入れ、水入れのほか、回し車や齧り木を取り付けて、チンチラがストレスを感じることなく生活できるようにしてあげましょう。

また、チンチラは砂浴びすることにより皮膚病などを防いでいますので砂浴び用の砂と容器を必ず用意しましょう。砂浴び用の容器は1日に30分~1時間程度ケージに入れて砂浴びを促し、充分に砂浴びしたらケージから出しておくようにしましょう。

チンチラのエサには何を用意する?

チンチラには牧草を中心に食べさせるようにします。牧草にはイネ科のチモシーと豆科のアルファルファがありますが、チモシーを中心に与えるようにし、たまにアルファルファやチンチラ用のペレットを与えるようにします。

チンチラは胆嚢がないため脂肪を分解する力が弱いと言われています。このため他のげっ歯類用のペレットを与えてしまうと充分に消化できないという説があります。ペレットはチンチラ専用の低脂肪タイプを用意した方が良いでしょう。市販のエサの中にはバランスが悪いものをあると言われていますので、チンチラを扱うペットショップなどにアドバイスを求めてみてください。果物や野菜は与えても構いませんが、あくまでもおやつ程度に留めておきましょう。

上手に飼育すれば長生きしてくれるチンチラ

チンチラ
チンチラはペットとして飼育されている数も限られていますし、病気になった時に診てくれる獣医さんも少ないのが現状です。チンチラを飼うのであれば飼い主さんがきちんと勉強する必要があるでしょう。チンチラの習性を理解してしっかりと飼育すればチンチラは長生きして、飼い主さんを癒してくれるでしょう。

 
 

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