2016年3月30日更新

黄色い冠羽がポイント。キバタンの特徴、性格、飼い方をご紹介

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漢字では「黄芭旦」と書くキバタン。全身真っ白な体にレモンイエローの冠羽が映える姿からつけられた名前です。一目見たら忘れられない特徴的な姿でペットとして人気がありますが、生息地オーストラリアでは害鳥扱いされることもあるようです。今回はキバタンについてご紹介しましょう。

 

キバタンってどんな鳥なの?


日本では一般的に知られてはいませんが、キバタンは原産地オーストラリアでは広く生息しているオウム。群れで穀物を荒らすため害鳥として駆除されてしまうこともあるようですが、ペットとしても人気があります。

体長は50㎝前後、体重も800g~900gクラスで大型オウムの部類に入ります。頭の上にちょんまげのように乗る黄色い冠羽は興奮すると扇子のように広がります。オスとメスはほとんど違いがありませんが、オスは目が黒、メスは茶色か赤という点で区別することができます。

キバタンは非常に長寿で野性でも平均30年、管理下で飼育すれば70年以上も長生きすると言われていますので、飼う場合は子供や孫の代まで引き継ぐ覚悟が必要かもしれません。

キバタンを飼う時の注意点は?

鳴き声が大きいので防音設備が必要

キバタンは非常に泣き声の大きいなオウムです。その鳴き声は雄叫びに近く、集合住宅やお隣との距離が近い都会の住宅では騒音トラブルになることもあります。キバタンを飼う場合は防音対策をすると同時に、飼い主さん自身も寝不足にならないよう寝室の防音を考えた方が良いでしょう。

頭が良い分ストレスも感じやすい

キバタンは知能が発達していて言葉を覚えるだけでなく、感情表現も豊かです。そのため飼い主さんとの密なコミュニケーションが必要。日常的にスキンシップすると同時にストレス解消のための玩具をケージ内に用意することが大切でしょう。

放鳥する際には壊されたくないモノは片づけて

キバタンはくちばしの力が強く、目に付いたものを齧って壊してしまうことが多々あります。放鳥の際には逃げないように部屋のドアを閉めておくこと、壊されたくないモノはなるべく綺麗に片づけることを徹底しましょう。

脂粉に気をつけて

オウムやインコの中には細かい白い粉「脂粉」を出す種類がいますが、中でもキバタンはたくさんの脂粉を出すことで知られています。これはキバタンの健康の印でもあるので出るのは当たり前なのですが、こまめな掃除が必要ですし、肺や気管に難のある飼い主さんは喘息になる可能性があります。キバタンを飼う場合は脂粉のリスクをよく理解することが必要です。

 

キバタンを飼う前に揃えたいグッズは?

キバタンを飼育するにはケージが必要ですが、キバタンはくちばしの力が強いためひ弱なケージだと壊されてしまうことがあります。キバタンは長生きするオウムですし体も大きなオウムですので、初期投資はかかっても丈夫でしっかりしたケージを選びましょう。広さは少なくてもキバタンが羽根を広げられる程度は必要です。ケージの中には止まり木、巣箱、エサ箱、水入れなどを用意します。床にはペットシーツなどを敷いておくと毎日の掃除が楽になります。

キバタンは何を食べるの?

大型オウム用のペレット

キバタンには大型オウム用のペレットをメインにあげると簡単に栄養バランスを取ることができます。しかしながら、ペレットだけだと自然の食餌からかけ離れてしまいますのでできればシードや果実も用意しましょう。

シード

粟、稗、キビなどさまざまな種類がミックスされたタイプがオススメです。シードには殻つきと殻無しがありますが、できるだけ殻つきを与えましょう。キバタンが殻を散らかしますので飼い主さんにとっては掃除が大変ですが、殻から種を出して食べる楽しみはストレス解消にもつながります。

野菜や果物

ペレットには必要な栄養素が配合されていますが、シードが多めの食餌の場合はビタミンやカルシウムが不足する可能性があります。ビタミンやカルシウム補給のために季節の青菜やボレー粉を与えるようにしましょう。

オウムをよく理解している飼い主さんにオススメ

キバタンは頭がよく美しい鳥ですので、見たら衝動的に飼いたくなる人もいるかもしれません。しかしながら、キバタンは長寿で声が大きく、攻撃的になることもあります。オウムの習性を知らずに飼えば、飼育を放棄することにもなりかねません。不幸なキバタンを増やさないためにも飼う前にはしっかりキバタンについて勉強しましょう。

 
 

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