2016年3月30日更新

スタイリッシュな大型インコ。ヨウムの特徴、性格、飼い方をご紹介

ペット生活

ペット生活

編集部

ペットとの暮らしを豊かにするお役立ち情報をお届けします。

 

グレイをベースにした羽毛にオレンジ色の尾羽、黒いくちばし。まるでタキシードを着ているかのようなオシャレなルックスのヨウムはインコ科の中でも大型で、インコの王様のような存在です。今回はヨウムの特徴や飼い方についてご紹介しましょう。

 

ヨウムってどんな鳥なの?

素材_その他_shutterstock_185260514
大きい品種だと体長は30㎝を超え、体重も500g近くになる大型のインコ、ヨウム。アフリカの西海岸を中心に森林地帯に広く分布しています。知能が高いことで有名で、飼い主さんの言葉を覚えるだけでなく、言葉の意味まで理解してコミュニケーションを取ることができると言われています。また、電話の着信音や目覚まし時計の音などを正確にコピーする能力もあり、インコの中でも別格の存在感です。

ベーシックなカラーはグレイベースですが、体も尾羽も白いタイプや背中が赤いタイプなどの変色種もいます。ワシントン条約で輸出国の許可がないと輸入できないため、セキセイインコやオカメインコに比べると流通数は少ないようです。

ヨウムを飼う時の注意点は?

頭は良いが反抗期がある

ヨウムは頭が良い反面、生涯に二度も反抗期があると言われ、反抗期には自己主張の激しい性格が倍増することもあります。反抗期になると大きな鳴き声をあげたり、乱暴になったりすることがありますので、あらかじめ理解が必要です。

平均寿命は50年

ヨウムは平均寿命が50年と言われています。これはペットの中でも長い方だと言えるでしょう。ヨウムを飼う場合は50年の間、変わらずに面倒を見ることが条件です。万が一、飼い主さんが飼えなくなった場合に、譲渡できる先まで考えておく責任感が必要です。

飼育環境に注意

ヨウムはアフリカの森林地帯に生息する鳥のため、飼育場所は20℃~30度に管理する必要があります。湿気には強いのですが寒さには弱い傾向がありますので、冬場はヒーターを使うなどしてケージの周辺を暖かく保つ必要があるでしょう。また、直射日光に長時間当てるのは良くありませんが、適度な日光浴は必要ですのでケージの移動ができなければ室内で放鳥させることも考えましょう。

飼い主さんはアレルギーに注意

オウム、インコの類には羽根の元から脂粉を出す品種がいますが、ヨウムもそのひとつ。ヨウムの出す脂粉はかなり量が多いと言われていますので、呼吸器系に疾患のある場合は飼育を諦めた方が良いかもしれません。掃除も大変だと言うことを覚えておきましょう。

 

ヨウムを飼う前に揃えたいグッズは?

大型なヨウムを飼うためにはかなり大きめのケージが必要です。少なくともヨウムが羽根を伸ばせるサイズのケージを用意しましょう。ケージの中には止まり木、巣箱、えさ箱、水入れなどを用意します。スペースに余裕があればブランコなどの遊具もあると良いでしょう。

ヨウムは何を食べるの?

ヨウム用のペレット

ヨウムは比較的丈夫な鳥ですが、体が大きく食べる量も多いため偏食させると体調を崩すこともあります。ヨウムには多くのタンパク質を必要としますし、ビタミンAやカルシウムを欠乏する傾向がありますので、栄養バランスの取れたヨウム用のペレットを中心に与えると良いでしょう。

野菜や果物

食餌量全体の2割程度は生の野菜や果物を与えると、ヨウムの食べる楽しみを満足させることができます。ニンジン、さつまいも、みかん、いちご、バナナなど旬のモノをバリエーション豊かに与えると良いでしょう。アメリカでは冷凍のミックスベジタブルを茹でて与える飼い主さんも多いようですので試してみてはいかがでしょうか。

ヨウムを飼うなら家族の一員だと考えて

素材_その他_shutterstock_105057071
頭が良く、おしゃべりが得意な点に焦点が当たりがちなヨウムですが、50年前後は生きる鳥ですし、反抗期もありますので、子供を引き取るくらいの覚悟で飼う必要があります。しっかり世話をすれば美しい容姿と楽しいおしゃべりで飼い主さんを楽しませてくれるでしょう。