2016年2月26日更新

純白の羽毛で貴族のような姿。タイハクオウムの特徴、性格、飼い方をご紹介

大きな体に純白の羽毛。タイハクオウムを漢字で書くと「太白」ですが、「太白」には太い絹糸という意味があります。その名のとおり、タイハクオウムは絹のような羽毛もち、その姿は王族のような品格にあふれています。今回はタイハクオウムについてご紹介しましょう。

タイハクオウムってどんな鳥なの?

タイハクオウムはインドネシアにあるモルッカ諸島の固有種。森林の中でも火災や人工的に破壊された後に再生・復活した二次林を好むと言われています。体長は45㎝前後、体重は440gの大型オウムで、全身が白い羽毛に包まれていますが、尾羽や翼の下側にはわずかにクリーム色の羽毛が生えています。頭の上には長く立派な冠羽があり、興奮すると傘のように広げることから英語ではアンブレラ コッカトゥという名前を付けられています。残念なことに、インドネシアでも森林開発や乱獲により自然に生息する数が減っているのが現状です。

ペットとしては人に懐きやすく、飼い主さんに接触や遊びを迫るなど積極的な面があります。頭もよく言葉をよく覚えるほか、愛情表現も得意ですのでペットにして楽しい鳥だと言えるでしょう。

タイハクオウムを飼う時の注意点は?

丈夫なオウムではあるけれど温度調節は大切

タイハクオウムは寒さに比較的強く丈夫なインコですので、屋外での飼育も可能だと言われていますが、四季の天候変化の激しい日本では健康維持のためにも温度管理はしてあげましょう。寒さが極端な時期にはヒーターなどで温めてあげた方が良いですし、夏は風通しの良い場所にケージを移してあげた方が良いでしょう。

騒音対策は必須

タイハクオウムは比較的おっとりした性格ではありますが、朝や夕方になると雄叫びをあげる習性があります。鳴き声は叶切り声に近く、非常に大きな声です。気温の面では屋外の飼育も可能ですが、騒音を考えたら現実的でないと思った方が良いでしょう。室内飼いの場合もカーテン、二重窓などでできる限りの防音措置を取らないと近所迷惑になる場合もあります。狭い集合住宅での飼育はあまりオススメできません。

タイハクオウムを飼う前に揃えたいグッズは?


タイハクオウムは50㎝近い身体をもつオウムですので、それなりに大きなケージが必要です。少なくとも羽根を広げることができる程度のケージが必要でしょう。くちばしの力が強いのでケージはステンレス製などの丈夫なタイプを選ぶことをオススメします。かごの中には止まり木、巣箱、えさ箱、水入れなどを用意します。えさ箱や水入れもできれば丈夫な金属製を用意すると良いでしょう。

タイハクオウムは何を食べるの?

オウム用のペレット

森林を住まいとする野性のタイハクオウムは果実や種、昆虫などを食べていますが、家でペットとして飼う場合はオウム専用のペレットを主食とすると良いでしょう。オウム用のペレットにはオウムに必要な栄養分が配合されていますので、過不足なく栄養バランスを取ることができます。

シード

粟、稗などのシードはオウム本来の食生活に近い食べ物ですので副食として用意した方が良いでしょう。シードには殻つきタイプと殻無しタイプがありますが、できれば殻つきタイプを選びましょう。

野菜、果物

ビタミンやミネラルを補うためにも青菜(コマツ、チンゲン菜、スプラウトなど)や野菜(ブロッコリー、ニンジン、冷凍のミックスベジタブル)を副食として与えることをオススメします。

貴族の花嫁のように美しいタイハクオウムはあこがれの的

ふわっとした白い羽根に包まれ、まるでドレスを纏った中世の貴族のような姿で人気も高いタイハクオウム。犬のように飼い主さんに慣れてくれるので遊び相手としても格好の存在でしょう。しかしながら、大型オウムの中でも鳴き声が大きい上、平均で40年生きる鳥ですので、本当に飼育できるのかを考えてから飼うことをオススメします。

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