2016年2月29日更新

スズメの仲間ながらカラフルな配色で人気!コキンチョウの特徴、性格、飼い方をご紹介

顔、胸、背中、腹部などそれぞれのパーツの色がはっきり分かれていてパズルのような配色のコキンチョウ。スズメ目ならではの小ぶりな体と何種類もある配色のバリエーションが人気の鳥です。今回はコキンチョウの特徴、性格、飼い方をご紹介しましょう。

〈画像引用元:warriorwoman531

コキンチョウってどんな鳥なの?

コキンチョウはオーストラリア北部から西部にかけてのエリアに生息するスズメ目カエデチョウ科の鳥。スズメの仲間であるフィンチ類の中でも華やかな配色で知られています。コキンチョウには大きく分けて3種類の品種が存在しています。

  • アカコキン…顔から頭にかけての色が赤いタイプ
  • クロコキン…顔から頭にかけての色が黒いタイプ(最も数が多い)
  • キコキン…顔から頭にかけての色が黄色いタイプ

この3種は頭の色をベースに分けてありますが、さらに胸の色、背中と翼の色の違いによって品種が細かく分かれ、その他にさまざまな色変わり種が存在しています。派手な成鳥に比べ幼鳥はもっと地味な色合いで灰色や黄緑色をしています。

コキンチョウはヒナの口の中にも特徴があります。実はヒナの口の中には両脇に青や黄色のだ「ダイヤモンド」と呼ばれるビーズのような球があり、口を開けるとこれが光って見えます。コキンチョウの巣は奥まった暗いところにありますので、親鳥はヒナの姿をはっきりと確認することができませんが、「ダイヤモンド」があることで口の中にしっかりとエサを入れてあげることができるのです。

野性のコキンチョウは開発による生息地の縮小や乱獲などにより数が減り、現在では準保護対象になっています。

コキンチョウを飼う時の注意点は?

温度管理はしっかりと行う

コキンチョウはオーストラリアの比較的暖かいエリアに生息している鳥ですので、寒さにあまり強くなく、15℃以下になると体調を崩します。ケージの周辺はエアコン、ヒーターなどで27℃前後に保つようにした方が良いでしょう。

手乗りにするのは難しい

コキンチョウは臆病ですし、ヒナが売られていることも少ないため手乗りにしにくい鳥だと言われています。コキンチョウを飼う場合は無理に手乗りにしようとせず、美しい姿を鑑賞することを考えた方が良いかもしれません。

コキンチョウを飼う前に揃えたいグッズは?


〈画像引用元:Benimoto

コキンチョウは10㎝~13㎝程度の小柄な鳥ですので、複数を飼うとしてもケージは35㎝四方のサイズがあれば充分ですが、巣引き(卵からヒナを孵す)を考えているならなるべく広めのケージを用意した方が良いでしょう。エサ入れ、水入れ、止まり木などはケージに付属していなければ買い足しましょう。

巣引きを考えているなら、巣の中が丸見えになるワラの巣ではなく、入り口からヒナが見えない巣箱を用意しましょう。巣箱の中にワラを引いておくと良いでしょう。

コキンチョウは何を食べるの?

コキンチョウにはカナリアや文鳥用の混合飼料や穀類のミックスシードなどを与えると良いでしょう。新鮮な青菜(小松菜やチンゲンサイなど)も用意すると喜びます。青菜を与える場合、ほうれん草はシュウ酸が多く不向きだと言われています。

飼育は簡単ではないので中級者以上にオススメ

コキンチョウは美しくて人気がありますが、文鳥や十姉妹のように初心者でも簡単に飼える鳥ではありません。健康管理には細かい配慮が必要ですので、フィンチ類の飼育経験がある程度あった方が良いでしょう。上手に飼育すれば巣引きも可能ですし、もしかしたらヒナから育てて手乗りにすることもできるかもしれませんね。

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