2016年2月24日更新

小柄なハヤブサとして人気。チゴハヤブサの特徴、性格、飼い方をご紹介

ハヤブサ科の鳥でハヤブサより小柄なことから名づけられたチゴハヤブサ。猛禽類ではありますが正しい知識をもってヒナの頃から調教すればよく慣れて良いパートナーになってくれます。今回は、チゴハヤブサについて特徴や飼い方をご紹介しましょう。

チゴハヤブサってどんな鳥なの?

チゴハヤブサは全長35cm前後で鳩と同じくらいのサイズですが、翼が大きく広げると80cm近くあります。体重は150g~350gとばらつきがありますがハヤブサに比べると小柄な品種と言えるでしょう。アジアの温帯地域で卵を産み子育てした後、冬になると東南アジアやインドなど暖かい地方に渡って過ごします。日本では夏に北海道や東北地方に飛来するほか、冬に本州中部以南に留まることが観測されています。

羽毛は全体的に濃いグレイと茶色ですが、胸の部分は黒と白の羽毛が交互に重なり斑点模様になっています。鼻の部分と足はイエローで地味なチゴハヤブサの配色の差し色になっています。

チゴハヤブサを飼う時の注意点は?

野性味が強いので飼育には知識が必要

チゴハヤブサはヒナの頃から愛情と正しい方法で飼育すれば飼い主に慣れ、フリーフライト(飼い主の呼び声で飼い主のもとに飛んで戻ってくる)の習得も可能です。しかしながらチゴハヤブサは猛禽類ですのでインコやオウムとはワケが違います。ペットにしても野性的な習性は抜けません。飼育にするにあたっては、猛禽類専門ショップなどに足を運び、チゴハヤブサを飼える環境かどうかを予め充分に検討する必要があるでしょう。

寒さに強くないので冬の夜は室内に入れる

冬になると越冬のために暖かいエリアに移動するチゴハヤブサ。冬の寒い時期に10℃以下になるようなエリアで屋外飼育をしている場合は、少なくとも夜は室内に入れてあげた方が良いでしょう。

チゴハヤブサを飼う前に揃えたいグッズは?


チゴハヤブサは翼を広げると80cm~1m近くありますのでケージで飼育する場合は翼がケージに当たらないサイズが必要です。家庭環境が許し、チゴハヤブサも慣れているなら、室内で止まり木に繋いでおくようにした方が、ストレスが溜まらないでしょう。庭があるのであれば屋外に小屋を用意して夜だけ家の中で止まり木に繋ぐ方法もあります。いずれにせよ、かなりのスペースが必要だと思った方が良いでしょう。

チゴハヤブサは何を食べるの?

野生では飛びながら小型の鳥や昆虫などを捕獲して食べるチゴハヤブサ。家庭で飼育する場合はショップで売られている冷凍のマウス、ウズラ、ヒヨコなどを与えてください。副食にはコオロギやミルワームなどの昆虫等を与えると良いでしょう。

神経質なところがあるので、飼育するには経験が必要

猛禽類のカフェなどができてペットとして猛禽類を検討する人が増えてきているようですが、猛禽類を飼うにはお金も時間も経験も必要です。体が小さいため飼いやすそうに見えますが、チゴハヤブサは神経質な面があり、初心者では飼育が難しいと言われています。飼育するのであれば猛禽類ショップに通って調教を学ぶくらいの心意気が必要でしょう。生半可な気持ちでは飼えない鳥だということを理解しておきましょう。

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