2016年2月24日更新

江戸時代から飼われていた鳥。ブンチョウの特徴、性格、飼い方をご紹介

江戸時代の初期には輸入されて飼い鳥として飼育されていたとされるブンチョウ。人によく懐き、販売価格もリーズナブルなため広く愛されてきましたが、最近では飼育数が減っているようです。ブンチョウはちょっと我儘な性格も個性があって飼ってみると非常に楽しい鳥です。今回はブンチョウについてその特長や飼い方をご紹介しましょう。

ブンチョウってどんな鳥なの?

ブンチョウ
ブンチョウはズズメ目カエデチョウ科の小鳥。インドネシアの固有種でしたが、現在では生息域がインド、中国、マレーシア、フィリピン、ハワイ、フィジー、メキシコなどにまで広がっています。生息域は広いものの野生種は駆除や捕獲の対象となって数が減る傾向にあり絶滅危惧種の5位にランクされています。

体長は17㎝前後、体重は25g程度で頭が黒く、頬の部分が白、背中や胸は青みがかったグレイ、腹部は薄いピンク、尾羽は黒、くちばしは赤っぽいピンク…という配色がもっとも一般的な原種に近い品種です。

この他にサクラブンチョウ、シロブンチョウ、ナミブンチョウ、シルバーブンチョウなど羽毛の色の異なる品種が数多く存在しています。

ブンチョウを飼う時の注意点は?

ブンチョウの管理はそんなに難しくはありませんが、温度管理だけはきちんと行う必要があります。特に冬の寒さには気をつけなければなりません。ブンチョウは手乗りにするためにヒナから育てるケースも少なくないと思いますが、ヒナ場合は温度管理がずさんだと数時間で命を落としてしまうこともあるのです。

温度管理は勘や皮膚感覚に頼らず、温度計を設置して正確に行います。ヒナの場合で30℃程度、成鳥になってからは27℃~28℃程度をキープすると良いでしょう。

ブンチョウを飼う前に揃えたいグッズは?

ヒナの場合

ヒナは止まり木に止まることはできませんし、温度管理がシビアですのでケージではなく、プラスチック製の飼育器を使いましょう。容器の下にはワラなどを敷き、容器ごと電気ヒーターの上などに置いておくと温度管理しやすくなります。サーモスタットで保温すれば自動的に一定の温度に管理してくれるので安心です。温度計も忘れずに飼育器の中に設置しておきましょう。

成鳥の場合

生後30日前後になり、止まり木にしっかり掴まれるようになったらプラスチックケースからケージに移さなければなりませんので、ケージの購入が必要です。ブンチョウは小柄な鳥ですので、35㎝四方のサイズがあれば充分ですが、複数飼いや巣引きを考えているならなるべく広めのケージを用意した方が良いでしょう。ケージに付属していなければエサ入れ、水入れ、止まり木なども購入しなければなりません。また、文鳥は水浴びが好きですので、水浴びができる容器を用意すると喜んでくれます。水浴びの容器は体が入るくらいのサイズがあれば充分で、家にあるタッパーウエアやお皿などでも代用できます。

ブンチョウは何を食べるの?

ブンチョウが一番無理なく食べてくれるのは粟、ひえ、キビなどが混ざったミックスシードでしょう。ミックスシードには殻つきと殻なしがありますが、なるべくなら殻つきを選びましょう。また、シードだけだと栄養が偏る可能性もありますので新鮮な青菜(小松菜やチンゲンサイなど)、ボレー粉(カルシウム)も用意しましょう。

ブンチョウに必要な栄養分が網羅されたペレットも売られていますが、シードとは匂いや食感が違うため、あまり食いつきが良くない場合があります。ペレットに慣らすには時間をかけてじっくり向き合うことが必要です。

手乗りにしてコミュニケーションを楽しみたい

ブンチョウ
飼い主さんにもよく慣れ、甘え上手なブンチョウ。ちょっと気が強いところも飼い主さんの心をくすぐります。一羽で飼って毎日お世話し、話しかけたり撫でたりすれば簡単に手乗りになってくれますので、きっと楽しいコンパニオンになってくれるでしょう。もちろん、複数のブンチョウを飼って鳥らしい暮らしを眺めるのもオススメです。

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