2016年2月15日更新

猫って単独生活じゃなかったっけ?意外に集団生活をしている理由。

ペット生活

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編集部

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猫と言えばそれぞれの縄張りを持ち、単独で生活している、というイメージが強いですが実はそうとは限らないようです。野良猫は意外に集団で生活している事も多いです。メス猫とオス猫で多少事情は異なるようですが、なぜ猫は集団で暮らす必要があるのでしょうか?今回はその理由に迫ります。近所の野良猫達の生活事情が見えてくるかもしれませんよ。

 

メス猫の場合


メス猫は大体が家族、同一家系で群れを作ります。群れを作っているのは親、子、叔母など、どこかしら血がつながっている猫同士という事ですね。全く繋がりのない猫の場合は、群れに入ろうと近づいても拒否されて追い出されてしまう事がほとんどだそうです。これはえさの関係もありますが、交配の優先順位などが乱されてしまう事を防ぐ目的があるそうです。人間でも猫でも、女性の輪は強しですね。

ですが、群れと言っても、群れながらも実はそれぞれ単独行動を行っているそうです。お互いあまり姿が見えないように暮らしていたり、距離を取っていたりと、付かず離れずという感じなのでしょう。やはりあまり他の猫と距離が近いのは、苦手のようです。

全ての猫が集団生活をするのではなく、地域や血縁などによってはもちろん単独行動をする猫もいるようです。集団生活も出来るし、単独でもOK!猫は意外と柔軟性のある生き物なのでしょうね。

オス猫の場合


オス猫はまたメス猫とは全く違い、集団生活をするのは発情期だけのようです。というのもある程度成長したら、近親交配を避けるためにどこかへ旅だっていきます。そして発情期になったら魅力的なメス猫のいる集団へ入り、交配をします。猫は1匹の猫だけと交配をするのではなく、様々な地域、メス猫集団へアクセスをし交配を繰り返します。優秀な子孫を残すためにオス猫はさまよい歩いているのでしょう。その為、オス猫の行動範囲はメス猫よりも格段に広くなります。

オス猫がメス猫の集団に入る場合は、前述したメス猫のように拒否される事はありません。また、オス猫が産まれた子猫の世話をする事はまずありません。無事に交配を済ませたオスは、また違うメスを求めて放浪の旅に出るのです。種を絶やさないように、こうしたオス猫の努力で猫は繁栄しているのですね。

野良猫が増えすぎると人間にとっては悩みの種となる事もあります。オス猫の涙ぐましい努力には敬意を評したいですが、人間の敵とみなされ不幸な結果になる猫を増やさないためにも責任を持って自宅の猫や地域の猫を見守る必要が人間にはありますね。