2016年2月26日更新

あら、おとなしい・・・猫の首をつまむと動かなくなるワケ

猫は比較的普段はおとなしい動物ですが、(個体差はありますが)爪切りや歯磨き、ブラッシングなどの時に暴れる猫もいます。無理に押さえつけてやるのも引っ掻いたり噛んだりしていそうですし、猫にも負担がかかります。そんな時に首の後ろをつかんであげると、おとなしくなるのです。これは、いったいどうしてなのでしょうか?

子猫の時からの習性


産まれてから間もない子猫は、まだヨチヨチ歩きですから歩くのも早くありません。場所を移動する時は、母猫が口で加えて運ぶのが一般的です。その際に首の後ろを口でくわえて、そのまま持ち上げて運ぶのです。ですから子猫は、首の後ろをつかまれた時は母猫が移動する時だ、と認識して暴れて落ちないようにじっとおとなしくしているのです。

また鳴き声もあげなくなります。これは外敵に見つからないようにしているのでしょう。生存本能のなせるワザというか、自然界はうまく出来ています。子猫が体を丸めておとなしく運ばれている様子はなんとも可愛いですね!!

大人の猫もおとなしくなる


おとなしくなるのは子猫だけかと思いきや、実は大人の猫も首の後ろをつかむとおとなしくなります。実験結果も出ており、ほぼ100%の猫が首の後ろをクリップで止めるとおとなしくなったそうです。ですから、猫に負担を与えずにおとなしくさせる方法として有効だと認められた事になります。止める専用クリップまで販売されている程です。

爪切りや歯磨きなどを嫌がって暴れる猫には、試してみるとよいですね。人間も猫も、お互い負担なく済ませられるかもしれません。

注意点

子猫のうちは首の後ろを持って持ち上げても体重が軽いので問題ありませんが、大人の猫になると重量が増すので子猫のようにつまみながら運ぶというのは危険な行為になる場合があります。無理に持ち上げると首がしまって息が吸えなくなったり、血管を傷つけてしまう可能性がありますので、やらないようにしましょう。

大人の猫の場合はあくまでつまむのみで済ませるのがよさそうです。かといって子猫でもつまんで振り回す、激しく振るなどはもっての他。やる方はいないと思いますが、優しく接してあげましょうね。

また、大人の猫の場合、首の後ろではなく、最初に脇を持ち、そこから背中に移動していった所をつかむと持ち上げる事も可能です。ただ大人になるとたいてい4kg以上にはなりますので、腕の力に自信のある方でないとあやうく猫を落として怪我をさせてしまう危険性もあります。充分ご注意ください。

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