影のように黒い金魚。クロデメキンの特徴、飼い方をご紹介

リュウキンの突然変異から生まれた赤いデメキンの後に作られたのがクロデメキン。漢字では「黒出目金」と表します。真っ黒い姿が格好良いためか、現在ではアカデメキンより人気があると言われています。今回はクロデメキンについてその特徴や飼い方を調べてみました。

 

クロデメキンはどんな金魚なのか?

デメキンはリュウキンの突然変異種から作られ固定された品種。最初に赤いデメキンが登場し、その後にクロデメキン、サンショクデメキンなどが生まれました。厚みと体高のある四角い体、大きく広がるひれはリュウキンそのものですが、左右に大きく出っ張った目がデメキンならではの特徴です。この出目は生まれてからしばらくは普通についていますが、孵化後3ヶ月程度すると徐々に出っ張ってきます。クロデメキンの中には成長するに従って赤や更紗、白などに先祖がえりする個体もいるようですので、理解のうえの購入をオススメします。

 

クロデメキンを飼う時の注意点は?

同じ水槽に他の品種を入れない方が無難

デメキン以外の金魚でも異なる品種をひとつの水槽で飼うのはあまりオススメできませんが、デメキンの類は特に口の尖ったタイプの金魚と一緒に入れると目を突かれて怪我をする場合があります。また、デメキンは視力が悪く、動きも鈍いため動きの速い魚との同居も避けるべきでしょう。デメキンの場合、できれば他の金魚との同居は避けた方が良いでしょう。

目の病気になりやすいので水質に注意

クロデメキンはそのチャームポイントである目がウィークポイントでもあり、白点病になりやすいと言われています。白点病は水質が悪いと罹る確率が高くなりますので、定期的に水槽の水を交換し、水槽サイズにあった濾過装置を取り付けるようにしましょう。

 

クロデメキンを飼う前に揃えたいグッズは?

水槽

クロデメキンは成長しても15㎝程度でそんなに大きく成長するわけではありませんが、狭い水槽で飼育したり、水槽の中に凸凹した飾りなどを入れたりすると目を傷つけることがあります。3~4匹の飼育でも60ℓ程度の水槽を用意し、水槽の中に入れるものは限定して広々と使った方が良いでしょう。

エアレーション

気軽に飼える金魚も水中でエラ呼吸して酸素を体内に取り込んでいますので、水中に充分な酸素を補給するためにエアレーションは必ず用意しましょう。エアレーションがないと呼吸困難になった金魚が苦しそうに水面に集まってきて、その後死んでしまうこともあります。

濾過装置

水槽内の水質をきれいな状態に維持するためには水の交換が一番ですが、同時に濾過装置の取り付けも必須です。水槽内の水は糞やエサの残りで汚れがちですし、クロデメキンは汚染された水で白点病に罹りやすい性質がありますので、必ず濾過装置を取り付けましょう。

水温計&ヒーター

クロデメキンは比較的丈夫な金魚ですが、水槽内の水温は約15℃~25℃程度に維持するようにしましょう。水温は感覚ではなく、水温計で測って調整した方が良いでしょう。

塩素除去剤

水槽に入れる水は水道水で充分ですが、水道水には塩素が入っているためそのまま使用することはできません。水槽に入れる水道の水は24時間程度汲み置きが必要ですが、市販の塩素除去剤があれば温度合せのみで大丈夫です。

 

クロデメキンは何を食べるの?

クロデメキンは雑食性ですが、家庭で飼育する場合は金魚用の顆粒のエサ(人工エサで金魚に必要な栄養分が配合されています)、冷凍赤虫、イトメ、水草などを与えましょう。与え過ぎると水質を悪化させ病気に繋がりますので、与える量は5分以内で食べきれる量にし、1日1回~2回程度にしておきましょう。

ダースベーダーのような男っぽいイメージ

金魚の多くが赤や黄色のカラフルなカラーなのに対し、クロデメキンは男っぽいダークなイメージがあって熱心なファンも少なくありません。漆黒タイプが一番高値で人気だと言われていますが、途中から色変わりする個体も少なくないようですので、このあたりは賭けかもしれません。色変わりしてもせっかく家に連れ帰ったデメキンですので、最後までしっかり面倒みてください。

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