2016年3月1日更新

アメリカから逆輸入された金魚。コメットの特徴、飼い方をご紹介

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編集部

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鯉のような朱と白の模様とシルエットが「和」をイメージさせる金魚コメット。実は日本で改良された金魚ではなく、アメリカから逆輸入された品種です。入手しやすく丈夫なため初心者でも飼いやすい金魚と言えるでしょう。今回はコメットについて特徴や飼い方をご紹介しましょう。

 

コメットとはどんな金魚なのか?

コメットは、もともと日本から輸出されワシントン水産委員会の池で飼われていたリュウキンの中で突然変異した金魚を元に作られた品種。リュウキンの品種を維持するために通常この手の突然変異種は排除されるのですが、コメットはアメリカでさらにこの突然変異種とフナとを掛け合わせて作られました。

スタイルは和金風のほっそりとした体形で、体色は白地に朱色の典型的な金魚カラー。長い吹き流し尾を優雅に動かして泳ぐ姿に特徴があり、夜空に流れる彗星の見えることからコメット(彗星)の名が付けられました。白地に朱の配色の他に全身真っ黒の品種もあり、こちらはブラックコメットと呼ばれています。フナのDNAが入っているため非常に丈夫で環境への順応力があり、初心者でも飼いやすい金魚と言えるでしょう。

コメットを飼う時の注意点は?

水槽と飼うコメットの数のバランスに注意

コメットは丈夫で飼いやすい金魚ですので、そんなに神経質な管理は必要ありませんが、飼う金魚の数に合わせて水槽を用意するようにしましょう。例えば長い辺が45㎝程度の小型の水槽ならコメットは最多でも3匹。できれば最初は少なめの数で飼育した方が良いでしょう。また、基本的に金魚は品種別に飼育するのが良いのですが、複数の品種を合わせる場合でもコメットのように尾の長いタイプの金魚は、尾の短い金魚と同じ水槽で飼うのは避けた方が良いでしょう。

エサはやり過ぎないことが大切

金魚は食べた物が直接、腸に届きますので食べ過ぎると消化不良を起こします。また、エサが余ると水を汚染してしまい、結果コメットを病気にしてしまう可能性があります。一度に与えるコメットのエサはコメットが5分~6分で食べきる程度の量に限定しましょう。

また、新たに入手して新しい水槽に入れたコメットは、2日~3日は環境に馴染めずストレスを溜めている可能性があります。水槽に入れて2日~3日は餌を控え、様子を見ながらエサを与えるようにしましょう。

 

コメットを飼う前に揃えたいグッズは?

水槽

コメットを飼育するには水槽が必要です。水槽のサイズはコメットの大きさや飼育する数にもよりますが、2匹でも60ℓ程度のものは用意しましょう。コメットはフナのDNAがあるため個体によっては30㎝近くまで成長することもあります。コメットが大きく成長し手窮屈になったら水槽を買い替えることも考えましょう。

底砂&水草

コメットには砂を掘る習性がありますので体が傷付かないよう底砂には細かい砂を使うと良いでしょう。水槽の中に水草を入れるなら葉の硬いタイプがオススメですが、食べられてしまうことも多いのでフェイクの水草を使うのも良いでしょう。

エアレーション

気軽に飼える金魚も水中でエラ呼吸して酸素を体内に取り込んでいますので、水中に充分な酸素を補給するためにエアレーションは必ず取り付けましょう。

濾過装置

水槽内の水は定期的に交換する必要がありますが、その合間も糞やエサの残りで水質は日々悪化します。水槽の水は濾過装置で常に浄化するようにしましょう。濾過装置は水槽とセットになっている場合もありますし、別途販売されている場合もあります。水槽のサイズに合った能力の装置を購入しましょう。

水温計&ヒーター

コメットを飼う水槽の水温は約16℃~28℃程度に維持するのがオススメですが、そんな場合に役に立つのが温度計とヒーターです。冬場の寒い時期は水温が20℃以下になりますのでヒーターで水温を上げてあげるとコメットも長生きしてくれます。

塩素除去剤

水道の水には必ず塩素が入っていますが、これがコメットを弱らせ、死なせることがあります。水道の水は24時間程度汲み置きし、塩素を抜いてから水槽に入れなければなりませんが、市販の塩素除去剤があれば汲み置きの時間が必要ありませんので、水替えの際に便利です。

コメットは何を食べるの?

コメットは水草に対して高い嗜好性がありますが、家で飼育する場合は金魚用の顆粒状のエサや柔らかい水草(鑑賞用とは別に)、冷凍赤虫などをバランスよく与えると良いでしょう。前項でもご紹介しましたが、与え過ぎると水質を悪化させますので、食べる量を観察して量をコントロールしましょう。

初心者でも飼いやすい金魚の代表格

コメットは比較的丈夫で飼いやすく、しかもどこにでも売っていて入手しやすいため、飼育している人が多い金魚です。初心者でも飼いやすい点も人気の秘密でしょう。長い尾をなびかせて機敏に動き回る姿は観ている人を癒してくれるでしょう。

 
 

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