タンチョウ鶴を思わせる配色。タンチョウの特徴、飼い方をご紹介

ふくらみのある白い体の中で頭部の肉瘤だけが赤いタンチョウ。タンチョウという名前はタンチョウ鶴に似ていることから日本で付けられました。今回はタンチョウについてその特徴や飼い方を調べてみました。

 

タンチョウとはどんな金魚なのか?

タンチョウはもともと中国原産で、金魚が流行った昭和30年代に輸入されたオランダ獅子頭という品種の色変わり種。頭の肉瘤が発達しているだけでなく、この肉瘤の部分のみが朱色という配色が非常に特徴的です。丸みを帯びた体に、ドレスの裾のように大きく広がる尾びれ、背びれ、腹びれがある姿も目を惹く点でしょう。

大きく成長すると体長は25㎝に及びますので、飼育数が多いと成長してから水槽内がパンパンになることもあるようです。中国原産の品種ですが、現在日本で流通しているタンチョウは日本国内で孵化、飼育された品種だと思って良いでしょう。

 

タンチョウを飼う時の注意点は?

金魚のサイズにあった水槽を用意

タンチョウは最初4㎝程度のサイズであっても飼い方によってかなり大きく成長します。しかも、短期間に大きくなると言われていますので、飼育数と水槽のサイズのバランスを考えておく必要があります。60リットルの水槽の場合で最大でも3匹程度にしておきましょう。広過ぎる水槽を用意するのも考えもので、広さに応じて大きく成長するという説もありますので適度なサイズ選びがオススメです。

エサは余らないように与える

タンチョウは雑食性で何でもよく食べます。しかしながら金魚には胃がないため、食べた物が直接腸に届き、食べ過ぎで消化不良の原因となってしまうことがあります。また、エサが余ると水を汚染してしまい、タンチョウが病気になってしまう可能性もあります。1度に与えるエサはタンチョウが5分~6分で食べ終わる程度の量に制限し、1日1回~2回程度にしておきましょう。

 

タンチョウを飼う前に揃えたいグッズは?

水槽

タンチョウを飼育する水槽のサイズは、タンチョウの大きさや飼育する数によって決まりますが、少なくとも15㎝くらいになることを想定して2匹~3匹でも60ℓ程度のものは用意しましょう。

底砂&水草

水槽の底に敷く底砂には細かい砂を使うと良いでしょう。水槽の中に水草を入れるなら葉の硬いタイプがオススメですが、タンチョウは水草が好きで食べられてしまうことも多いようです。

エアレーション

金魚は水中でエラ呼吸して酸素を体内に取り込んでいますので、水中に充分な酸素を補給するためにエアレーションがあった方が良いでしょう。エアレーションがないとタンチョウが酸欠になって死んでしまうこともあります。

濾過装置

水槽内の水は糞やエサの残りで汚れがちです。もちろん、定期的な水の交換は必須ですが、同時に濾過装置で浄化も行うべきでしょう。ただし、タンチョウのように肉瘤があって頭が大きい金魚は体が小さいうちは、濾過装置の水流に引き寄せられて肉瘤を傷つけることもあると言われています。体の小さいうちは濾過の吸い込み口をガラス側に向ける、もしくはスポンジをつけるなどして影響を押さえるようにしましょう。

水温計&ヒーター

水槽の水温は約 15℃~25℃程度に維持するのがオススメですが、そんな場合に役に立つのが温度計とヒーターです。冬場の寒い時期は水温が20℃以下になりますのでヒーターで水温を上げると良いでしょう。

塩素除去剤

タンチョウは良く食べ糞をする金魚のため、どうしても水が汚れがちです。このため水槽の水を常に清潔な状態にすることがタンチョウを長生きさせるコツだとも言えます。

水槽に入れる水道の水は24時間程度汲み置きし、塩素を抜いてから水槽に入れなければなりませんが、市販の塩素除去剤を使えば汲み置きの時間が必要ありませんので、水替えの際に便利です。

 

タンチョウは何を食べるの?

タンチョウには金魚用の顆粒状のエサやイトミミズ、冷凍赤虫、ドライシュリンプなどをバランスよく与えると良いでしょう。ただし、タンチョウは与えられるだけ食べてしまう大食漢ですので、与え過ぎには注意が必要です。また、肉瘤の朱色が褪せるのを防ぐための色揚げフードも売られていますので、退色するようなら与えてみると良いでしょう。

特徴的な配色にファンも多い

ぷっくりした体、朱色の肉瘤、そしてドレスのような優雅なひれ。タンチョウはそのゴージャスな姿でファンの多い金魚です。初心者でも飼いやすい品種ですので、どの金魚を飼うか迷ったらぜひ、候補のひとつにあげてみてください。

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