変わった鱗をもつ金魚。パールスケールの特徴、飼い方をご紹介

半円状に膨らんだ鱗が真珠のように見えることからパール(真珠)スケール(鱗)と名付けられた金魚。原産国中国では「珍珠鱗」と呼ばれています。遠くから見ると白い斑点があるようにも見えます。今回はパールスケールについてご紹介しましょう。

 

パールスケールはどんな金魚なのか?

パールスケールは1960年代に中国から輸入されたと言われる比較的歴史の浅い金魚の品種。体型は体高で頭が小さく、お腹が膨らんでいる姿がキュートな金魚です。特徴は何と言ってもその鱗で、真珠を半分に割ったような形をしています。ここに石灰質が付着して白く見えますが、この鱗の配列が美しい個体が良いとされています。配色は、赤、更紗、キャリコ(朱をベースに白と黒が混じったタイプ)があります。

パールスケールの一種でお腹がピンポンのように膨らんでいて尾が短いタイプを「ピンポンパール」、頭に水泡があるタイプを「コウトウパール」と呼んで区別しています。最近ではスイホウガンと掛け合わせたハマニシキという品種も生まれました。

 

パールスケールを飼う時の注意点は?

水槽には尖ったオブジェクトを入れない

パールスケールのチャームポイントである鱗は一度、剥がれると二度と復活しません。水槽の中にはごつごつした意志や先の尖ったオブジェなどは入れないようにした方が良いでしょう。

体が丸いタイプは転覆しやすい

パールスケールは比較的、飼いやすい金魚ですが、体の丸みが強いタイプは転覆しやすい傾向があります。エサは浮かぶタイプではなく、沈むタイプを選んだ方が良いでしょう。

 

パールスケールを飼う前に揃えたいグッズは?

水槽

パールスケールは成長しても15㎝程度ですが、狭すぎる水槽は魚にストレスを与えますし、水質も悪化しがちです。3匹~4匹の飼育の場合でも60ℓ程度の水槽を用意しましょう。また、パールスケールの鱗が傷ついたり取れたりしないように余計なオブジェクトは入れず、広々と飼育した方が良いでしょう。

エアレーション

金魚は水中でエラ呼吸して酸素を体内に取り込んでいますので、水中に充分な酸素が溶け込んでいる必要があります。酸素を充分に補給するためにも必ずエアレーションを設置するようにしましょう。

濾過装置

水槽内の水質をきれいな状態に維持するためには水の交換が一番ですが、同時に濾過装置の取り付けも必須です。水槽内の水は糞やエサの残りで汚れがちですし、水質の悪化は病気に繋がりますので水槽サイズにあった濾過装置を用意しましょう。

水温計&ヒーター

パールスケールを飼う場合、水槽内の水温は約15℃~25℃程度に維持するようにしましょう。水温は感覚ではなく、水温計で測って調整した方が良いでしょう。

塩素除去剤

水槽に入れる水は水道水で充分ですが、水道水には塩素が入っているためそのまま使用することはできません。水槽に入れる水道の水は24時間程度汲み置きするか、市販の塩素除去剤を使いますが、塩素除去剤があえば汲み置きの時間が省略できて便利です。

 

パールスケールは何を食べるの?

パールスケールを家庭で飼育する場合は金魚用の顆粒のエサ(人工で金魚に必要な栄養分を配合)、冷凍赤虫、イトメ、水草などを与えましょう。与え過ぎると水質を悪化させ病気に繋がりますので、与える量は5分以内で食べきれる量にし、1日1回~2回程度にしておきましょう。また、パールスケールは転覆病になる傾向があると言われ、エサは水面に浮くタイプより水中に沈むタイプの方が良いという説もあります。

美しい鱗とキュートなルックスで人気

パールスケールは比較的新しい品種ですが、特徴的な鱗とコロッとした体型で人気者になっています。お腹が膨らんだピンポンパールも人気ですが飼いやすさで言ったらパースケールに軍配が上がりますので、初心者にはパールスケールがオススメ。しっかり育てれば10年近く生きてキュートな姿で飼い主さんを楽しませてくれるでしょう。

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