2016年11月12日更新

【獣医師監修】猫の骨肉腫〜原因・症状と対策

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骨肉腫とは骨髄、骨膜、皮質骨といった組織がガン化した状態のことを指し、悪性骨形成性腫瘍とも呼ばれます。骨の組織にできる腫瘍はその内の7割程度が悪性腫瘍であると言われており、また猫の骨肉腫は様々な箇所にできるとも言われています。ただ猫の骨肉腫については未だに解明されていない点が多く、特に原因については謎に包まれています。骨肉腫は進行性であるため、発症してしまったときにはすぐに動物病院に連れていってあげることが非常に大事になるので、症状から飼い猫の骨肉腫の可能性を察知できるようにしてください。猫の骨肉腫の原因や症状、対策についてご紹介します。

 

猫の骨肉腫の原因

猫の骨肉種は因果関係が証明されているものがなく、原因についてはわかっていないと言わざるを得ません。

猫の骨肉腫の症状

猫の骨肉腫の主な症状は以下の通りです。

  • 歩様の乱れ
  • 脚部などの腫れ
  • 運動量の減少
  • 運動を拒否する
  • 顔や背骨の変形

猫の骨肉種は8歳以上になると発症するリスクが高まると考えられており、高齢の猫ほど気を付けたほうがいいと言えます。猫の骨肉腫は原因がはっきりとわかっておらず、また早期発見が非常に大事になるので、骨肉腫の症状からその可能性を見抜き、適切な検査を受けさせてあげることが重要です。そのためには日頃から猫の仕草や行動について注意深く観察し、異変をいち早く感じ取るための下地を作っておくことが大事になります。猫を観察することを習慣化し、骨肉腫の症状を的確に察知してあげましょう。

 

猫の骨肉腫の対策

猫の骨肉腫は予防することが困難であるため、発症してしまった後の対処が大事になります。骨肉腫と思われる症状が見られたときには、いち早く獣医さんの診察を受けさせてあげましょう。腫瘍は時間の経過と共に大きくなっていき、また周辺の組織に転移する可能性が考えられます。特に骨肉腫はリンパ管を通ってガン細胞が全身に拡散されてしまう怖れがあるので、早急に対処する必要があります。また骨肉腫に触れてしまうとガン細胞が拡散されてしまうリスクが高まると考えられているので、そのような行動はさけてください。ただ骨肉腫を発見するためには猫の身体をマッサージすることが有効です。日頃から猫の身体に触れ、異様な腫れが見られないかどうかを確認することで骨肉腫を発見する可能性を高めることはできます。もしもそのような異変を察知できたときにはすぐに動物病院に連れて行ってあげましょう。

猫の骨肉腫の治療

猫の骨肉腫の主な治療法は外科手術や化学療法、薬物療法などです。猫の骨肉腫は転移する確率が他の悪性腫瘍に比べて高くはなく、早期の段階で治療することができれば数年に渡って生きられる可能性が高いと言われています。ただ骨肉腫を切除するには外科手術によって足を切断する必要があると言われており、体力のない猫に外科手術を施すことは難しいと考えれます。体力的に外科手術を施すことが難しい場合や、骨肉腫が進行してしまっている場合には化学療法や薬物療法が施されることになるでしょう。

まとめ

猫の骨肉腫の原因や症状、対策についてご紹介しました。猫の骨肉腫は明確な原因がわかっていないため、予防することが難しい病気であると言えます。骨肉腫を発症し、それが進行してしまうと命を落としてしまう可能性が著しく高まるので、早期発見できるように心がけてあげてください。とはいえ骨肉種を早期発見できたとしても猫の体力が手術に耐えられないと思われる場合は手術を施せないこともあると言われています。そのようなときには化学療法や薬物療法を選択し、少しでも長く生きられるようにしてあげるために最善を尽くしてあげましょう。そして、この機会に猫の幸せとは何であるかについて考えてみてください。

 
 

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