2016年3月3日更新

暖かくなる春先は特に注意!愛犬の拾い食いをやめさせるコツ

今月より、コラムを担当させていただくことになりましたDog index ドッグトレーナーのMIKIです。家庭犬と暮らすみなさまの、身近でよくあることや不安に思うことをわかりやすくお伝えしたいと思います。よろしくお願いいたします。
初回のコラムは、この時期に多い拾い食いについてです。

なぜ犬は拾い食いをするの?

散歩中、愛犬の拾い食いに頭を悩ます方も少なくありません。犬同様、ずっと下をみながら歩いているオーナーさんの姿をみたこともあるでしょう。
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それでは、ここで、なぜ犬は拾い食いをするのか。犬の気持ちをお伝えします。

  • 口で確かめているだけ
  • 物がおちてたんだもの
  • え?口にいれてはダメなの?
  • おなかがすいているから
  • 取られる前にとっちゃおう
  • 同じコースでだからつまらない

などの理由があげられます。
四足歩行の動物です。確かめる時には、手よりも口が出ることは自然なことでもあるのです。
「そんなの食べたらダメ!」
人の心知らず。なのであります。
しかし、最悪、命の危険に陥ることもあるので、できれば拾い食いも避けたいものであります。

やめてもらうためには?

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やめてもらうため(させないため)の5つのポイントをお伝えします。

ポイント1

2~3メートル先をみて歩く
⇒愛犬ばかりではなく、少し先をみて危険回避をしましょう。口にいれては困るものに先回りです。

ポイント2

口をあけられるようにする
⇒危険なものは何としてでもとりあげないとならないからです。普段から口を触るコミュニケーションを図りましょう。

ポイント3

出して!を教える
⇒まずは、おもちゃ遊びで練習しましょう。

ポイント4

アテンションをうながす。
⇒名前を呼ぶなどし、注目させます。決して騒ぎ過ぎないように気をつけましょう。

ポイント5

からだ全体で、怪しい雰囲気をよみとる
⇒顔をみなくても、耳、背中、しっぽの動きで感じるものです。

この1~5、それぞれのコツをつかむと拾い食い緩和に繋がります。
拾い食いがなくなっていった過程
「最初は何でも口にいれていたのに最近は、石だけは出すようになった」
「そういえば、石も口にしなくなった」と経験を積むと、自然とフェイドアウトした犬もいます。

まとめ

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環境の刺激が足りないと、食べ物以外のものを飲み込むことも多くなる傾向が強いので、散歩中、適度な刺激が必要です。
愛犬を注意したり、愛犬に頼るだけでなく、まずは、ご自分が頼れるオーナーになりましょう!
拾い食いをやめさせるコツは、拾い食いをさせないコツでもあるのです。

Dog index MIKI



ドッグトレーナー

イヌとカナダに渡加したことにより、イヌとのよりよい関係に気付く。  カナダのドッグトレーナー養成学校卒業。  帰国後、2007年 Dog index設立  「おやつ」や「もの」に頼らない人とイヌとの関係性に重視。  愛犬に望むことをどうすればかなえられるか。  常にイヌの代弁をする日々。  「人が変わればイヌもかわる!」

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