2016年4月7日更新

犬が片方の前足を上げたままにしている。なぜ?

ペット生活

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編集部

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思わず「かわいい!」と言ってしまいそうな、犬が前足を上げているポーズ。ふと散歩中に犬を振り返ったら、前足を上げていた、草むらで何か探していると思ったら前足を上げた、なんてコト、無いですか?とても可愛らしい仕草なのですが、実は犬にとっては可愛らしくない事態が起きているようです。今回はなぜ前足を上げるのか?その理由をお伝えします。

 

カーミングシグナルなのです。


カーミングシグナルとは、犬が自分や相手の気持ちを落ち着けるための動作のコトです。人間に例えると、驚いた時に胸に手を当てたり、あれ?という時に頭を掻いたりと言った感じですね。

興奮・緊張を抑えている

人間が緊張した時や興奮し過ぎてしまった時、体のどこかに手を当てたり、深呼吸をしたりしますよね。それと同じで、犬も興奮や緊張した時に気持ちを落ち着けようとして、前足を上げます。

例えば、知らない人が近付いてきた時、自分のリードを飼い主ではない人が持った時、草むら探検をしている時に何か動くもの(虫・カエルなど)を発見した時にドキドキするので、それを落ち着かせようと前足を上げるのです。

狩猟犬としての役割を果たしている

犬種によっては狩りの際にハンターに獲物の位置を知らせるため、前足を上げて指し示す、という動作を行うコトがあります。それと同時に自分の気持ちも落ち着けて、獲物に気付かれないようにしているのですね。

もし飼い犬が草むらなどで前足を上げていたら、そっと近寄ってみると良いかもしれませんね。何かが潜んでるかも!?飼い犬とのちょっとしたワクワクを楽しむのも、散歩の醍醐味となりそうですね。経験を共有する事で、犬との関係がより親密に、絆が強くなるコトでしょう!!

カーミングシグナル以外では


犬が前足をあげるのは、カーミングシグナルとはまた違った意味の時があります。

構って欲しい時

例えば、犬がヒマで飼い主が構ってくれない時。前足を上げて「構ってよっ!遊ぼうよ!!」と興味を引こうとするコトがあります。これは「パピーリフト」と言って、子犬が母犬にお乳をせがむ時の名残と言われています。

構われた時

例えば、飼い主が犬に何かを話しかけた時。犬は嬉しさを表現する為に、前足を上げて表現するコトがあります。「やった!構ってくれたっっ!」と非常に興奮しているのかもしれません。けなげですね。

こういうサインは見逃さすに、「喜んでいるんだな」と受け止めてあげたいですね。犬は人の気持ちを察する天才ですから、きっと「分かって貰えた!!」と思って更に喜んでくれるかもしれませんし、親密度も増す事でしょう。