2016年3月12日更新

猫がネズミや鳥を捕まえる理由。なぜ飼い主の元に小動物をくわえてくるのか?

ペット生活

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編集部

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猫がネズミ捕りをするのは有名ですが、なぜネズミや小鳥といった小動物を狙うのでしょう?自分よりも大型の動物を捕獲する話は、あまり聞いた事がないですよね。やはり本能的にネズミを捕獲するDNAがあるのでしょうか?それともただ単にネズミ好きなだけなのでしょうか?今回はその謎について解説していきます。

 

ネズミは格好の獲物


猫にとって、獲物と判断する基準が存在します。

逃げるものを獲物とみなす

猫が獲物と見なす基準は、まずその大きさです。犬やカラスなど、猫にとって自分よりも大きいものは、獲物の対象からは外れます。「カサカサ」と何かが動く音がした時に猫は「何かいる!」と興味を引かれますが、その動くものを目視して、あまりに大きい場合は獲物とは見なしません。

また、自分に向かってくる動物も獲物ではなく、「敵」と見なします。これはネズミだろうが小鳥だろうが関係ありません。自分に向かってくるものは「敵」になりますので、相手がどうでるか構えてみるか、逃げるかします。

逆に猫から逃げようとする動物を獲物と見なして、捕まえようとします。ネズミや小鳥などは大抵、猫と対峙したら逃げようとしますので、恰好の獲物となってしまう訳ですね。

先天的なものではない

「猫はネズミを捕まえる」というDNAがプログラムされているのかと思いきや、実はそうではありません。先天的なものではなく、あくまで猫が生きる環境の中にネズミという獲物がいただけで、ネズミと生まれ育った猫はネズミを捕獲しようとはしないのです。

古代エジプト時代に、穀物倉庫のネズミ捕りとして猫が飼われていたのではないか、と言われており、そこから家猫の歴史が始まったとも言われています。

人間へのお土産


朝起きたら、枕元にネズミが・・・

飼い猫がネズミを捕ってきた時は

猫が飼い主にネズミを捕ってくるのは、決して嫌がらせではありません。その逆で、獲物を捕れない人間に変わって、捕ってきてあげたよ!!と親切心からだったりするのです。

また、飼い主が風邪などを引いて弱っている時に、貴重なタンパク源としてお土産に持ってきてくれる事もあるそうです。人間にとっては止めて欲しい行動ではありますが、猫を叱る事はしない方が良いでしょう。

猫にとっては精一杯の飼い主の為を思っての行動なのですから・・・。完全室内飼いの猫では、家の中にネズミがいない限りはこのような事はないでしょうが、外出する猫の場合はしばしば枕もとにネズミや小鳥の死骸が・・・という事があるようです。

猫にとっては・・・

先ほども述べましたが、猫にとっては飼い主思いの行動、または自身の捕獲能力を自慢する(?)ための行動だったりもします。飼い主に「良く捕れたね〜!」と褒めて欲しいのでしょう。

あまり褒めて頻繁に捕ってくるようになるのも困りますが、可愛らしい猫の行動とみて温かく受け止めてあげるのが一番良いかもしれませんね。

ただ、注意点としてネズミは寄生虫や様々な病気を持っていますので、飼い猫が捕獲したネズミを食べてしまうと感染してしまう恐れがありますので、気をつけてください。万が一食べてしまった場合には早めの受診をおすすめします。