2016年5月29日更新

犬猫の飼い始め、まずは何をすればいいの?

犬と猫と暮らしはじめ、まず何をすればいいのかとても不安ですね。犬や猫が心地よく、静かで安心できる環境をつくり、あとは安心して慣れてくれるまで待ちましょう。消極的な方法ですが、一番無理なくいい関係をつくることができます。

Step1  犬猫と暮らせるのかもう一度家族で再確認しましょう。

犬猫と暮らすことはたくさんの素敵なことがあります。とてもかわいいし、意思疎通ができる喜びを感じることもできます。

しかし、ぬいぐるみを買ってくるのではなく、様々な感情と感性を持つ生き物を迎えるということは覚悟をもたなければいけないこともたくさんあります。

まずそれを家族みんなで再確認してください。

  • お散歩をする時間の余裕はありますか?
  • 家族がみんな忙しく、犬が留守番ばかりではありませんか?
  • 食事代、ワクチン代など定期的な出費がかかります。また、突然の病気やケガなどで治療費が必要になることもあります。たくさんのお金がかかります。
  • 人間と犬は違う習性をもつ、違う種族です。犬を迎えるときに自分たちのライフスタイルを変えるが必要になってきます。それは家族全員了解していますか?

Step2 犬猫仕様の部屋にしよう

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犬猫と暮らすと決めたら、まずは迎える準備をしましょう。

収納

犬や猫にいたずらされて困るものを収納し、コードなどはまとめてコードケースに入れたり、壁にとりつけたりしてかじられないようにしておきましょう。

床は滑らないように絨毯やフロアタイルを敷いてください。段差が大きなところはステップを準備しておきましょう。床が滑ったり、段差が大きいところを何度も上り下りしていると足腰が痛む原因になります。小さな負担の積み重ねが足腰の痛みになりますので、予防をしておいてください。

リラックススペース

犬や猫が寛げるベッドやクッションを用意しましょう。フワフワの柔らかいものが好きだったり、ツルンとした表面のものが好きだったりするので犬や猫にも好みがあるので2種類ほどまずは用意しておくといいと思います。

猫に関してはキャットタワーを用意しておくと喜んでくれます。それから猫トイレを2個と爪とぎを用意しておくといいでしょう。

Step3 スケジュールを調整しよう

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犬や猫は知らない家に連れて来られるので環境が変わってとてもストレスを受けています。緊張や不安がたくさんある状態です。静かに落ち着いた環境で迎えてあげられるように家族みんなのスケジュールを調整して長い留守番や家族の出入りが多くない日を選びましょう。

迎えてすぐ留守番が長いとその後不安が強くなることも多くあります。子犬を迎える場合は3週間、成犬の場合は1週間ほど留守番が1~2時間程度に留められるようにスケジュールを調整する必要があります。

Step4 無理せずにゆっくり疲れをいやす

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犬や猫を迎えたらむやみに構うことをせずに、静かに自由に過ごさせておきましょう。知らない場所、知らない人など新しい環境でとても不安になっていたり、緊張したりしています。犬や猫自身が安全だ、居心地がいいなと思うところにいてもらうようにしましょう。

ごはん

子犬だと3~4回の食事を時間を決めてあげるといいでしょう。時間になったら用意をして、そっと近くに置いてすぐに立ち去ります。この時も構いすぎは禁物です。

トイレ

猫の場合は、猫砂のあるところで自然にしてくれるので心配ありませんが、犬の場合は起床後、食事後、寝る前など時間を見て外に連れ出し排泄をするようにしてください。

大切なことは、犬や猫の緊張や不安を取るために静かに見守るということです。触ったり、ジッと見たりせずに、静かな環境で好きなように過ごさせてあげると安心することができます。

少し消極的な方法ですが、慣れて犬や猫から近づいてくるまではそっとしておくことが無理をせずにいい関係を作るための近道です。焦らずゆっくりと関係を築いていきましょう。

福井 日花里



犬や猫が飼い主とのんびりと幸せに暮らせるようにアドバイスをしています。 犬と猫はとても心優しく、豊かな感性と感情を持った素晴らしい生き物です。 違う種族ではありますが、習性を理解し思いやりを持って大切に接することで お互いにコミュニケーションができるようになります。 犬と猫と気持ちが通じ合う暮らしが送れるように犬や猫の習性や気持ちを尊重した暮らしを提案しています。 また保護犬や問題行動を抱える犬の心のリハビリに力を入れています。

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